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2015/09/15

物語の力

周波数と物語 / それぞれの物語 / 権力と物語 / 戦争する物語

[Tunes on Air]
#1 Chasing Strange / Lizz Wright
#2 For a Whole Night / Miss Kay Dee
#3 Blue Funk A La Turk / Blue Asia
#4 The Mystery of Man / Sonzeira feat. Mart’nália & Nina Miranda
#5 Shinin’ You Shinin’ Day / Char feat. BOGOCA & KEL
#6 Release Your Mind / Calm Presents K.F.
#7 The Stars Are Singing Too (Door Of The Cosmos) / Build An Ark

2015/08/11

走りはじめて感じたこと




[Tunes on Air]
#1 Soi Soi(東門) / 琉球アンダーグラウンド Feat. 松田弘一
#2 ウタリ オブン パレワ / 安東ウメ子
#3 Urban Fox / Another Fine Day
#4 There Must Be an Angel / R.Milkmedia
#5 AFRICAN DREAM / GOMA
#6 いるかの歌 / 山根麻衣
#7 Summer Madness / Soulunique
#8 Close to You / Anna Caram

2015/07/21

乙女座のシンデレラ



[Tunes on Air]
#1 A Dream is a Wish Your Heart Makes / 手島葵
#2 Daydreamer / Lemongrass
#3 Moving On / 坂本龍一
#4 Love is… / CALM
#5 Kumomi / Nujabes
#6 EAO / Smappies
#7 El Somiatruites / Novo
#8 Father / The Quantic Soul Orchestre


2015/06/09

オトコ心と半分の空



[Tunes on Air]
#1 Revolution 1 / The Beatles
#2 Workin’ Day And Night / TokTok Tok
#3 彼女の事情 / playa
#4 There’s Nothing Like This / paris match feat. TOKU
#5 dreaming pupa ~夢見る僕ら~ / Pupa
#6 Another Star / Patrice Williamson
#7 I’ll Be There / The Pedrito Martinez Group feat. Gary Schreiner
#8 Ray of Hope / pasadena and クリテツ

2015/05/19

ウンが溢れる夢


[Tunes on Air]
#1 London in the Rain / Variety Lab
#2 Hold Out Your Hand / Karin Krog
#3 Adolescent Love / Curly Giraffe
#4 Back to Nature / Chris Coco
#5 Walk On the Wild Side / Claude Challe
#6 Love / John Lennon
#7 Persian Love / Holger Czukay
#8 Elitsa / Tosca

2015/04/07

カラダと暮らしの柔軟性

#2 Birds' Element / Quasar
#3 Steppin' Into Asia / 坂本龍一
#4 I Can See Clearly Now / Holly Cole Trio
#5 Hope / Soul Bossa Trio
#6 In My Life / 青木カレン
#7 Bluebird / Tica

2015/03/17

素直さについて

#1 La La La / Naughty Boy ft. Sam Smith
#2 Play / Angela Johnson feat. Frank McComb
#3 Somrtimes / Bridgette McWilliams
#4 Madras / 久保田麻琴
#5 Gomni / Ali Farka Toure & Ry Cooder
#6 Ekla Cholo Re / Ustad Amjad Ali Khan, Amaan Ali Khan & Ayaan Ali Khan
#7 Trace of Dream / Port Of Notes

2015/03/03

春の嵐と愛の残酷

#1 Silk  / Giselle Favored Nations Remix
#2 Love of My Life / Erykah Badu
#3 恋する季節 / MISIA
#4 Eye to Eye / Chaka Khan
#5 ジェイラー / アシャ
#6 Time After Time / Cassandra Wilson
#7 Put Your Records On / Corinne Bailey Rae

2015/01/20

キラキラ男子の育て方

#1 Whistle Song / Fantastic Plastic Machine
#2 Reprise / Cradle
#3 Tide / Tonda Trio
#4 Woodnote / Port Of Notes
#5 Can We Talk / Kenmochi Hidefumi feat.Wami
#6 裸の王様 / Love Psychedelico
#7 New Terrain / Tommy Guerrero
#8 CHOKUSENKYORI / 沼澤尚

2014/12/16

ココロザシに火を点ける(2014総集編)

#1 Talkin' 'Bout You / Diane Schuur
#2 Our First Christmas / Gabriela Anders
#3 Love Theme From "A Star Is Born" (Evergreen) / Barbra Streisand
#4 On My Own / Daniel Jobim
#5 Rock With You / Brandy & Heavy D
#6 I Want To Know What Love Is / Mariah Carey
#7 Falling In Love With Love / Les McCann
#8 Knocks Me Off My Feet / Jacqui Dankworth
#9 Peace / Calm featuring Moonage Electric Ensemble

2014/12/09

愛と重力

#1 東京は夜の七時 / Pizzicato Five
#2 This Is What You Are / Was A Bee
#3 Kiss Of Life / Nujabes With Giovanca & Benny Sings
#4 Pull Yourself Together and Fall In Love With Me / Cold Mailman
#5 It's the Falling in Love / 新川博
#6 These Three Words / Stevie Wonder
#7 Choo Choo TRAIN / COVER LOVER PROJECT
#8 Can't Take My Eyes Off of You / MISIA

2014/12/02

美学と美意識

#1 Ticket to Ride / 友里知花
#2 Strawberry Fields Forever / THE BRASS CIRCUS
#3 Come Together / Cassandra Wison & Dianna Reeves
#4 Cold Turkey / Lenny Kravitz
#5 Mind Games / Gavin Rossdale
#6 Happiness Is a Warm Gun / Joe Anderson
#7 I'm Losing You / Corinne Bailey Rae
#8 In My Life / Keyossie
#9 Revolution / M.P.B. Band
#10 Grow Old With Me / John Lennon
(dedicated to Great Late JL)

2014/11/25

コピペと絵文字とSNS

#1 J'y suis jamais Allé (Le fabuleux destin d'Amélie Poulain) / Yann Tiersen
#2 The In Crowd / Benny Green
#3 Oysters In May / Tosca
#4 circus / Trademark
#5 dance dance dance dance / Fantastic Plastic Machine Feat. SU (RIP SLYME)
#6 Garden of Love / Freud
#7 Hope and Falsity / Port Of Notes

2014/11/11

夢日記 (モトカ妄想録)

[SOUL-conscious] #27

飼ってた犬が、帰ってきた。
嵐の晩に脱走して、もう何年も行方不明だった。
まるで変わらずに。少し太って。

 「私を覚えてる?」

柵をかじり、穴を掘る。
届くけれど、越せない境界。

 「あの日に帰ろう。傷は癒えるよ。」

頑なな恨みは、置き去りにされた求愛。


[SOUL-conscious] #3

その女は、毎日、完璧な化粧で、
足の爪まで、三角になるほど磨き上げる。
全くソツなく家事をこなし、
夫へは、ピタリと心を閉ざし、
朝は冷たく仕事へ追いやる。

夫は街を好まない。
街への裏山を、今朝も登る。
草の刈られた山道を、修行のように。。

街への道は、ボールパークの裏へとぬける。

ジェイクと呼ばれた少年へ、ポニーテールの少女が叫ぶ。
野球帽の彼女は自信に満ちて、こう叫ぶ。
「ジェイク! その線までは私が捕るワ!
あなたは線からムコウを完璧にやって!」


  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


[SOUL-conscious] #53

クルマを盗まれる夢をみた。
過去の地図をたどる道で。

「さぁ困った」って嘆いたけれど、
「まぁいいか」って開いたとたん、カルくなった。
カルくなったら、ソラを翔んでた。

なんだ、
私、ソラを自由に翔べるんだ。。
 

 きっと誰にも、抹消したい過去ってあると思う。
 触れられたくない話だけど、
 消すことはできないから、仕方ない。
 
 私の場合、
 仕方ないから、放っといている。
 生々しいのはキツイから、
 風化するのを待つしかない。

「風化」と「消化」は同じことかも、、
 宇宙の胃袋は、
 バカみたいに デカイから。。



[SOUL-conscious] #56

会えなくなって久しいd.の夢をみた。
 d.には、もう何年も会っていない。
 街でスレ違っても気づかないほど、
 私たちは、変わり過ぎた。
 歳月の流れは、ふたりを戸惑わせたけれど、
 d.は、一瞬おいて、私に笑顔をみせてこう言った。

  「また、会えたね」

 再会を拒んでいたのは、私の方だったのかも知れない。
 夢の中のd.は、繊細ながらもたくましく、
 透明な魂と純粋な眼差しで、
 少ない言葉を穏やかに語りかけてくれる。
 埋めることの出来ない時間をこえて、
 d.は、透明な魂で、私を赦してくれた。


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[SOUL-conscious] #44

 冬の朝、土の中で身をかがめる。
 狭いところは得意ではないというのに、、
 閉ざされた安心と恐怖。

 外は風。
 竜巻の子供たちが駆け回る。

 「出掛ける。」と言う妹に
 「送るから待ちなさい。」と制す。
 嵐には抗えないというのに、、


[SOUL-conscious] #57

大切なものを守りたくて、
侵略者と闘う夢をみた。

 武器を持って、
 コテンパンに叩きのめした。
 恐ろしいほどの残忍さを持って、
 怒りの波動に身を委ねた。

目が覚めて、
私は、自分の中で浮上している「凶暴さ」を味わった。
その残忍さがおぞましくて、
けれど、逃げたくはなくて、
じっと、
じっと闇を見つめた。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


[SOUL-conscious] #25

寝る前に観たドラマの、続きを夢で見ることがあるけど、
瞑想の続きで見たのは、自分を発掘する夢だった。

 古代エジプトのミイラのように、
 時を超えて横たわる 自分のカラダがそこにあって、
 それを私は丁寧に、おそるおそる、
 ひとつひとつを取り外していった。

 子供の頃、夢中になっておもちゃのネジを外して、
 動く仕組みを調べようとした時のように、
 バラバラに壊して葬る というのではなくて、
 畏敬をこめて解剖する という感じ。
 かつて心臓があって鼓動を刻んでいた場所には、
 おとぎ話のような宝箱が埋められていて、
 色とりどりの石が、透明な輝きを放っていた。
 宇宙の謎はすべてがココに秘められています、と言わんばかりに。

 そして、
 ケースが取り除かれたその場所には、
 ただただ ”無” が、漆黒の口を開いていたのでした。


[SOUL-conscious] #22

ビルの外のゴンドラで助けを待つ夢。たくさんの人が宙吊り。
目の前で、ひとりの少年が墜落した。
自分の叫び声で 目が覚めた。

 街は厳戒体制。車は通行止め。
 人々は何かを待っている。ショーを待つように。
 私は歩く。とても急いで、何かを届けに。

 ジャンの店は、いつも通り。
 時間から独立している。
 ジャンは寡黙な変人。私は言葉が通じない。
 ふいに、ジャンが脚立を取り出し、看板を下ろして外へ出た。
 常連がその奇行の意味に気付いた。

 「地震が来る。この店は危険。」
 まだ時間はあるかな。私は急いでトイレへ。
 不気味な予震が来て、逃げ出したけれど、私は一人取り残された。

 街は異常なほど静か。
 崩れそうな建物の、ここは危険な谷。
 とにかく広い所へ。
 少しづつ増える人の波。携帯はつながるだろうか。
 こんな時に私は一人。しかも東京。

 「1号線を探せたら、ひたすら西へ歩いて帰る。」

 それだけ話して、彼との電話は切れてしまった。
 多摩川を無事に渡れるだろうか。。
 きっと、私ならどうにかなる。
 帰ります。一人だけど。


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[SOUL-conscious] #46

 おばあちゃんと並んで歩いた。
 路地裏を、腕を組んで。
 若い頃の昔語りに、笑いながら。

 キレイで優しいおばあちゃん。

 行き止まりの袋小路で、
 おばあちゃんは、小さく冷たくなって行った。
 私は腕に抱きかかえ、
 助けを訴え、叫びつづけた。

 小さな善意に出会ったけれど、
 すべては、
 巨大な無表情に飲み込まれた。


[SOUL-conscious] #37

 身籠った子を永遠に産み落とせない夢をみた。
 私の中で、少年はか細くナイーブに育ちつづけ、
 私は全身全霊で彼を守り、
 ともに生きることが、私の愛のすべてだった。
 目が覚めて、
 自分の存在が、半透明な卵殻膜のように感じた。

 この舟なら遠くまで行ける、としても
 乗り込めるのは、そうと信じた者達だけ。

 旅立てずに朽ちた舟の、無念を想う。


  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


[SOUL-conscious] #21

その朝
私は 遠くまで届く声を得た。
そして
私は 窓を開け
唄うように 飛び立つように
高く 遠くへ
声を届けた。

 どうぞ 勇気を おだしください。
 ここから 愛を 送りますから。。



 愛について 照れずに語ろう、と いつも思う。
 たとえば”勇気”って、誰もが持っているのだけれど、
 電球みたいに、電気がないと灯らないのかも。
 そのとき、つまり”愛”が電気の役なのかもね。

 竃の中の炭火のように、
 熱く輝く 火のお役目があるのなら、
 酸素を送り込む 風のお役目も あるんだと思う。

 そんなふうに
 それぞれに ときどきに お役目を担って行ければ、
 きっと 宇宙は 美しく廻ってゆくのでしょう。。


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#1 Charlotte’s On Fire / Cocosuma
#2 Good Sleep / I Am Robot and Proud
#3 enemy - No Enemy / Donna Regina
#4 Streets Of Philadelphia / Bruce Springsteen
#5 Mutter / Roman Flügel
#6 Walk On the Wild Side / Claude Challe
#7 Elitsa / Tosca
#8 Love / John Lennon
#9 Livin’ in the sun / Monkey Majik
#10 french kiss / Fantastic Plastic Machine
#11 Sunflowers In My Garden / Build An Ark

2014/10/07

秋の夜長と太陽信仰

#1 悦びに咲く花 / ACO
#2 Aie / 原田知世
#3 All Over Love / Love Psychedelico
#4 Lose my lyrics / Keito Blow
#5 Walk Through Happiness / Port Of Notes
#6 The Way We Were / m-flo
#7 s(o)un(d)beams / salyu x salyu
#8 Innocent Love / 小泉今日子

2014/09/02

雲を呼ばなくても雨は降る

先週につづき、真鶴「風にかえるアトリエ」伊東知子さんをゲストにお迎えしています。
伊東さんは、天然石を使ったオーダーのジュエリーをお客さまとのコラボレーションで作ることをなさっています。
その作業は、石を選んだりデザインを起こして行くプロセスを通して、
内面に潜むモノガタリをお互いに共有しながらカタチにして行くというユニークなアプローチです。



プロセスを信頼する

モトカ:
 9/2からの東京銀座・彩波画廊での個展の案内を頂きました。「たまには限界越え、いいもんです」とありましたが?

知子:
 真鶴にアトリエを持って14年。作品展も一定の雰囲気、私のスタイルが出来てきて、銀座はそうじゃない感じなんですね。そういう今までの私のやり方が通用しないこと、それが「限界越え」なんです。
 どちらかと言うと私は、作家性よりもその人に似合う、その人を立てるということが強いから、銀座で自己主張の強いものを提案しないとっていうのに抵抗があった。オーダーを受けて石を探したりとか、作るプロセスの中で受け取っていくメッセージが結果的にカタチになっていくとか、今回はそうじゃない感じ。
 そんなことやって何になるの?とか、今までにない気持ちが浮上して、それでも周りの準備が整っちゃって。(笑)
 新しい自分を発見しに行こうっていうことと、私がチャレンジする姿勢を見せて行くっていうのはアーチストとして生き様。生き様が作品みたいなところがあるから。


モトカ:
 今回の作品づくりにはどんなテーマが?

知子:
 今まではピンクとかレインボーとかあったんだけど、今回は「ジブンを出す」という感じで、逆にテーマが無いんです。なんか角が取れちゃって、こんなやわんやわんで銀座を歩いてる人が振り向くのかと思うけど、そうなっちゃった。(笑)
 でも「プロセスを信頼する」ということを大切にしているので、この収録を含めてどんな結果になるのか。たぶん予想を越えたものになるので、そこにチャレンジすることが今の私に必要なのかな。
 作品展という場は「オアシスづくり」なんです。それと「ツナガリをつくる」ということ。ハーキマーを宣伝しているのはジブンとのツナガリ、感情とのツナガリということだったんだけど、都会がそういうことを必要としているのかな?
 もし私に役目があるとしたら、銀座という都会に一週間そういう場をつくって、ある波動をつくってみる。そこに人がどう関わっていくかということはお任せで。



引き寄せのゴールド 知恵のパイライト


知子:
 金(ゴールド)を使ったものを作っていて、金は女の人が輝いていくときに出るオーラなんだよね。

モトカ:
 金と銀とは本来同等の価値だったようですね。金は留める力、銀は流す力というエネルギーの質の違いだけだった。それが原始コミュニティにおいて、必ずしもカリスマ性を持たない者が世襲してリーダーになるようになって、箔をつけるために金がふんだんに使われて銀に対しての価値が相対的に高まった。
 今回は銀座へ金を持ち込むということで、新しい解釈になりそうですね。

知子:
 そうだね。
 シルバーが好きな方に、シルバーのエネルギーはもう充分持っているから今度は金を身に着けてみないって提案してたの。金は引き寄せの力。豊かになって行く。変なものを寄せにくくなる、輝くバリヤみたいなオーラの質を持つようになるんだよね。
 パイライトって一昨年くらい世界のいろんなところで大量に採掘されて、ものの本では知っていたけど本物を見たら「知恵」のエネルギー。もともと引き寄せのエネルギーでそれこそゴールドと絡むんだけど、採掘される場所によって場所のエネルギーとアートしてカタチが変わる。自分で丸くなって転がったり、石の性質とかけ離れていたりして、そこまで「知恵」って多様性があるのかっていうのがパイライトをみた時の衝撃だったのよね。この重さにも特徴があるんだけどパイライトのエネルギーは、人によっていろいろな引き寄せをする。それはゴールドよりももっと強い。丸く削られているパイライトって鏡みたいに自分が映るのよ。これもまさに「投影」。

モトカ:
 特定の天然石があるとき大量に採掘されることはよるあることなんですか?

知子:
 私が思うには、人間がその波動を理解する準備ができた時に地球が用意するっていう感じかも知れない。



怒りと投影


知子:
 投影っていうことを理解すると、この世界を美しいと思えるってことは、自分を美しいと思っているっていうこと。ってことは、この世界が悲しみに満ちたものであると認識するということは、自分の或る部分に対してガッカリしていたりとか。愛以外のものは自己攻撃だから、どんな部分があっても、それも私であるっていう深い理解。どんな醜くくってもそれは私である。そうすると「怒り」になりにくい。

モトカ:
 自分が完全ではないのにも関わらず社会の不完全さを批判する、ということですね。

知子:
 そうそうそう。まだ地球は2歳になったばかりだし、ものすごく未熟。
 アメリカで事件があった時に、心理学者が「テロリストは自分の心の中にいる」って言って、怒りの火が燃え上がるのを鎮火した。

モトカ:
 その言葉は、怒りの渦中にいる人には届くでしょうか?
 いや、どうしてこんなことを問うかと言えば、知子さんも私もそういう場面では声を掛ける側の役割なんだと思うんです。

知子:
 笑えば良いんじゃない?(笑)
 解決しようとしないっていうのも一つの方法なんじゃないかな。
 投影っていうものを腑に落とすと、例えば一歩踏み出せない人と会って、その人がこう言っているっていうのは私のどういう面が投影されているんだろう?っていう見方をする。そうか、同じ心が自分の中にもあるよって、次は自分を許そうって思うわけよ。そうすると「チャレンジしてみました!」ってメールが来たりする。現実が変わるんだよ。
 自分が浄化されて行くと、「変わった方が良いんじゃない?」っていうアドバイスではなくなる。

モトカ:
 お役目として寄添いつつも、そのことを通して私たち自身がそのテーマに直面させられているということですね。

知子:
 そう。「癒し」っていうのは両者に出逢う意味がある。何かその時に相似形のところが出逢うタイミングを、お互いが引き寄せている。
 これって、受け取って行くだけなのかなって思う。前はアドバイスしようとか与えて行こうとか思っていたけど、今は自分も受け取る。

モトカ:
 今の話を聞いて思い出した寓話があります。
 ある日照り続きの村にシャーマンが呼ばれて訪れたそうです。彼は村に着くなり祖末な小屋を用意させて、そこに籠ったきり三日三晩出て来なかった。村人が訝しがり始めた頃、ようやくシャーマンがスッキリした顔で外に出て来ると、なんと雨が降り出した。村人が「あなたは小屋で何をしていてのですか?」と聞くと、シャーマンは「自分を取り戻していたのです」と答えた、というお話。

知子:
 自分の心の日照りの部分を何か感じてその村に行き着いたんだと思う。自分の心の有り様が、その村の現象として起きた。
 その見方だよね。自分の人生に責任を取るっていう。そういう見方でしかそういうことは起きない。雲を呼んでくれば良いとか、外を変えることではなくて。


知子:
 なかなか世の中が変わって行かないっていうのは、「怒り」に対処する方法が社会に育っていない。

モトカ:
 「悲しみ」に較べると、「怒り」はそれに身を任せた時の陶酔感のようなものがあるようにも感じます。「悲しみ」の痛みよりも「怒り」の陶酔感を選ぶというような。

知子:
 それを選ぶ理由があるんだよね。選択してるってこと。その選択は変えられるけど、選択してるっていう意識がないし「あなたが怒らせるんでしょ」ってなる。

モトカ:
 他人のせいにすれば自分は安全地帯に居られますものね。

知子:
 自分が怒る全うな理由があるからそこに居座れる。そうして「被害者」を選ぶことになってしまう。そうすると弱者で、現実を変えるパワーを放棄するんだよ。すごくもったいない。クリエイティブではない。
 何かやらされている、となると自分の人生が苦痛になっていくよね。自分がクリエイトできるというパワーを取り戻すと見方が変わるし、選択が変わる。




 [伊東 知子 さん / プロフィール] 
神奈川県真鶴町『風にかえるアトリエ』にて、「目には見えないけど つながってる」をテーマにインスピレーション発信中。 

作品づくりの傍ら、各地で作品展を開催。創造的インスピレーションを活かして、アートワークセッションやヒーリングセッションも行う。
    (1965年) 信州・北アルプスの麓で生まれ育つ
    (1986年) アマチュア劇団入団。みんなでひとつのものを創り上げる喜びを知る
    (1990年~) インドへ渡り、染織を学ぶ
    (1994年) 文化庁芸術研修生として舞台衣裳を学び、舞台衣裳家として独立
    (1997年) 天然石や自然素材に魅了され、創作ジュエリーをつくり始める
     ビジョン心理学と出会い、「アート・ワークショップ」をライフワークとしてスタート
    (2001年) 神奈川県真鶴町に、『風にかえるアトリエ』オープン 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  #1 Reason / Bonnie Pink

#2 Moving Alone / Nina Vidal
#3 Madras / 久保田真琴
#4 Little Green / Joni Mitchell
#5 San Andreas Fault / UA
#6 Running On The Sand From Somewhere To Anywhere / Calm Featuring Spiritual African Nova) 
羽ラジ

2014/08/26

感情のレッスン

モトカです。
今週はリエンヌが夏休み。
真鶴「風にかえるアトリエ」に創作ジュエリー作家の伊東知子さんを訪ねました。



螺旋スピリチュアル

モトカ:
 前身のSoulBeautyから7年ぶりのトークセッションになります。いろいろありましたけど、7を越えて8へ向かうというのはちょうど1周して次のスパイラルに向かうような感じがしています。
 流行を語るときは、時代をリードするのは半歩先がちょうど良いと言うんです。1歩先だとアバンギャルドで過激に映るし、2歩先だと視界から消えて意味が分からない。そして3歩先だと1周廻って時代遅れに見える、というような。

知子:
 あー、そうかも知れないですね。
 SoulBeautyの文章を今読んでも同じようなことを考えているし、でもあれを作っている時はそういうことを言っている人があまりいなかった。

モトカ:
 もともとはラジオの前にタウン誌のコラム企画だったんですよね。「美について、日々の仕事での気づきなどを通してスピリチュアルな視点で見つめ直して綴ろうとする実験的な企画」というコンセプトでした。
 「スピリチュアル」という言葉がまだ新鮮でしたよね。

知子:
 新鮮と言うよりは「何言ってるの?!」という雰囲気で、「スピリチュアル」ということを言うことが気恥ずかしく感じる時代だった気がする。

モトカ:
 私、今は逆の意味で気恥ずかしいんですけど(笑)

知子:
 分かる分かる(笑)。
 いわゆる「スピリチュアル」と言われるモノの、ちょっと変質と言うかやり過ぎとか誤解があったり、いろんなバージョンが生まれたりして、だからその言葉を使わないで別の表現で言おうとしたりとか。それくらい時代が変わったかも知れない。



まだ もどかしい


モトカ:
 ホントに7年って一時代ですね。311もあって地獄の釜が開いてしまったし。
 あの時も何か仕掛けようかと相談したりしましたよね。

知子:
 そう。で、何でやらなかったんだっけ?

モトカ:
 あの時は「プロ」の出番だと私は思ったの。

知子:
 あー、そんなこと言ってたね。自分の日々の仕事を、って。

モトカ:
 うん。
 ああいう危機的な状況で、希望も見えて来ないような時に何をするか迫られた時に、そこで今更のようにジブンサガシをして改めて悶え苦しむのではなくて、「いや待てよ」っと思ったのよね。ずっとずっと取り組んで来た仕事じゃないか、って。状況は変わってしまったけれど、自分に与えられている仕事は何が起ころうと変わらないんだと思って、それで取って付けたような企画じゃなくて地に足を着けることを選んだ。
 でも、淡々としながら悶々としていた。もどかしくて。

知子:
 そうね。やっぱり自分と向き合わないと作品も出来ないし、出来ることというのは自分の日々の仕事である訳だから。危機が起きた時にどういう心理になって、それをどう越えて行くかということは当時ブログで発信していた気がする。
 あの直後って言葉がすごく難しかった。それくらい日本中がデリケートになってたんだよね。で、それはまだ続いてる。



2から始まる


モトカ:
 以前「数字」のワークショップをなさってましたね。どういう内容だったんですか?

知子:
 例えば水晶が6面体だったり、そこに3角形の刻印が浮き出て来たり、クリスタルと数字って結構リンクしているんです。
 「数秘学」って奥深い学問なんだけど、それよりも日本人として四季があってそれは「4」だったり、パートナーシップは二人だから「2」だったりとか、自分たちに身近な所でどういう風に数字を意識しているのかを思い出しましょう、という教室でした。

モトカ:
 「数」の概念は「2」から始まったということを本で読んだことがあります。「1」は「2」の片割れである、と。

知子:
 あ。それは女性から命が生まれるから、順番という方向性のあるものにすると「1」から数えるのかも知れないけど、ふたつのモノからいろいろ生まれたのかもね。「2」から「3」、「2」から「1」って。
 「統合」の発想かも知れない。たとえば一人の人間に女性性と男性性の二つがあって、そのバランスが取れる所に成功があるっていう言い方をするんだけど、自分のバランスが取れていると相手とのバランスも取れるようになる。
 だから多分、究極は「2」っていう感覚を持って生まれてるんだけど、何らかの要因でバランス取れていない状態になるんだよね。で、それをバランス取って行くことが「成長」なんじゃないかなぁ。

モトカ:
 そして「3」「4」と増えて行くと、、?

知子:
 どうなんだろう。立体になって行くのかなぁ。

モトカ:
 ネイティブの文化だとせいぜい「6」くらいまで数えればあとは「たくさん」って。(笑)
 意味のある「数字」っていくつまでなんだろうね?

知子:
 「2」を実現するだけでやっとやっと。心理学で言うと「1」が依存期、「2」が自立期、「3」が相互協力期という言い方をするから、それでまた螺旋で廻って行く。
 でもまだ地球は依存期なんだと思う。世界を見ると、大きな国に弱い国が頼って、とか。だから「2」を実現すると、戦争は「戦い」っていう形ではなくなってくると思う。



悲しさに気づかない


モトカ:
 そう言えば7年前も「戦い」の話になりましたね。

知子:
 そうだっけ?忘れちゃった。(笑)

モトカ:
 その時は「感情」の話でした。「怒り」の向こう側には「悲しみ」があるから怒る練習をした方が良い、って。
 その後、私なりに積極的に「怒り」と向き合うように努めてきたんだけど、怒ることって難しい。上手に怒れない。

知子:
 うーん。「怒り」って本当に難しくって、怒りのムコウという表現をしたかどうか、「悲しみ」を隠す方法が「怒り」。
 何か出来事があってすごく悲しかった時に、その悲しみを伝える方法もあったんだけどその悲しみと繋がることがヘビーだった、というようなことなんだと思うんだよね。そのために「悲しみ」の回路を使うのではなくて、「怒る」という表現を択んだ。悲しくて泣くよりも、相手を叩きのめしてしまえ、と。
 そこが「怒り」が「戦い」になるっていうことなんだけど、本当に伝えたいことは「今のあなたの態度や出来事が私にとってもの凄く悲しい」という表現。
 いろんな社会の事件に対しても、みんないろんな所で怒るよね。Facebookとかで簡単に発信できるし。その時に「怒り」を使うけど、本当は「悲しい」という表現なんだよね。みんなの「怒り」は真実なんだけど、もっと深い潜在意識の部分では「悲しみ」。

モトカ:
 そうか。その「悲しさ」に私たちは気づいていない?

知子:
 うん。
 自分が悲しいっていうことは、その事実を自分が択んでますっていうことなんだよね。ということは、他の事実を選択し直せば良い。「怒り」にアクセスするなら「私の択んでいる事実を明日も感じたいのかな?」って。もし感じたくないなら、違うものを択んで行こうって自分が変われる。その作業は潜在意識と繋がる必要もあるけど、自分が事実を変えられるっていう強い意識的な行動だよね。
 それを私たちは教育で教えてもらってないので、なかなかそれは難しい。「人前で怒ってはいけません」ていう文化になってるでしょ?それは「潜在意識と繋がってはいけません」って言われてるってことなんだよね。

モトカ:
 なるほど。



怒りを赦せるか


知子:
 だから「怒り」自身も混乱してパニックになるし、まして「怒り」の下にある「悲しみ」に繫がれない。自分の中にあるものなんだけどね。
 人間のすごく深い、この世に生まれてきて生きていることに悲しみを持つとかっていう部分って、そういうものを日々感じていると生きて行けないから、たいてい自分の意識からは外すよね。そうするとだんだん離れて行って繫がれなくなって、「怒り」の回路だけが発達するんだよね。怒り体質というか、キレやすくなる。そしてどんどん「被害者」を選択するようになって行っちゃうんだよね。
 原発の問題にしても、どうしても一個人では変えられない問題ってあるじゃない?被害者というか受け身の立場になってしまう。

モトカ:
 「怒り」は「怒り」を呼ぶものね。

知子:
 呼ぶ呼ぶ。怒っている人同士で共鳴しやすい。
 一種の炎だよね、「怒り」は火のエネルギーだから。一人一人は小さな炎でも、まさしく「炎上」する。

モトカ:
 笑い飛ばせたら「怒り」も成仏できるかな?

知子:
 そうだね。(笑)
 「怒り」への対処って私はちょっと変わってきていて、前はダイレクトに「悲しみ」にアクセスすることの方が大事かなと思っていたけど、「怒り」は「怒り」でちゃんと感じる、階段は一つづつしか下りれないっていうことを実感している。人に表現するかっていうのとは別に、「怒り」を感じることを自分に許してしっかり味わうことは大事だなぁと思う。
 無意識層のエネルギーって感じないと無くならないんだよね。「悲しみ」の方が潜在意識では深いからそっちへ行けば良いと思っていたけど、それが私にとって「怒り」をストックする一つの理由になっていたんだと思う。「コントロール」って、心の中で「怒り」の置き場所を変えるだけかも知れない。感じて手放せば、「怒り」はそこで消えて行く。


モトカ:
 場所を移しただけじゃぁカラダに悪いよね。(笑)

知子:
 カラダ冷やしたりして行くんじゃないかな。
 それでまた怒ってしまったとか、怒っている自分に苛つくとか、そうすると自分のことを好きになれないよね。幸せでいる方法って、やっぱり自分を好きになることかなって思う。どんな感情を持っていても、それを自分で許して行く。それしか幸せでいられないような気がする。



戦いを択んでいる


モトカ:
 まぁねぇー。自分のことがいちばん厄介だよね。(笑)
 でも「怒り」に限って言えば、許せない何かがあるから怒る訳で、それは自分の手の届かないことだったりもする。原発のこと、政治や経済のこと、基地のこと、等々。そういうやり場のない怒りはどうしたら良いかしら?
 やっぱりコブシ振り上げてデモしますか?

知子:
 それも一つの方法だし、間違ってないと思うんだけど、それは「戦い」を択んでるんだよね。ダースベイダーだよね。(笑)言っていることは正しいかも知れないんだけど、結局ね、自分が戦いの化身になる。
 ウチの父は平和を闘争的に訴えてたんだけど(笑)、怒って表現することは平和を乱してるでしょ?本当に平和を択ぶのなら、自分の心を先ず平和にって思う。

モトカ:
 「怒り」を表明している人自身は、陶酔感に浸っているのかも。

知子:
 あー。それはあるかもね。カッコイイよね。(笑)
 格闘家とかスポーツ選手も、ほっぺ叩いて自分を鼓舞するじゃない。ああいうスポーツとかの表現なら平和なんだけど、憎むとかの感情に発展すると平和からは遠ざかる。

モトカ:
 火が火を呼ぶということが罠ですよね。

知子:
 そうだね。巻き込んで大きくなりやすい。
 今悲惨なニュースが多いから落ち込むことも簡単だし怒ることも簡単で、自分の平和の泉をキープすることは大変なんだけど、そこからズレないようにするっていうのが私の選択かな。

モトカ:
 メソッドはありますか?

知子:
 感じること。感情を深く感じられる人と一緒にいると、感情の深くに入って行かれる。

モトカ:
 いやぁ、ますます「怒り」が難しくなってきた。(笑)

知子:
 うーん。みんな困ってるんじゃない?
 
モトカ:
 もしくは「不感症」になって暮らすしかない。

知子:
 うんうん。そうだね。
 「怒り」は自己攻撃なんだよ。自分の一部が他の部分に対して、ずっと攻撃してるってこと。それが他者に投影されているだけ。

モトカ:
 なるほど。
 ということは、たとえば社会に対しての「怒り」っていうのは自分自身のもどかしさへの怒り?

知子:
 元々はそう。でもそういう風には感じないから、外へ向かって投影されている。
 それは全部、自己攻撃。


 [伊東 知子 さん / プロフィール] 
神奈川県真鶴町『風にかえるアトリエ』にて、「目には見えないけど つながってる」をテーマにインスピレーション発信中。 

作品づくりの傍ら、各地で作品展を開催。創造的インスピレーションを活かして、アートワークセッションやヒーリングセッションも行う。
    (1965年) 信州・北アルプスの麓で生まれ育つ
    (1986年) アマチュア劇団入団。みんなでひとつのものを創り上げる喜びを知る
    (1990年~) インドへ渡り、染織を学ぶ
    (1994年) 文化庁芸術研修生として舞台衣裳を学び、舞台衣裳家として独立
    (1997年) 天然石や自然素材に魅了され、創作ジュエリーをつくり始める
     ビジョン心理学と出会い、「アート・ワークショップ」をライフワークとしてスタート
    (2001年) 神奈川県真鶴町に、『風にかえるアトリエ』オープン 

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  #1 I Can See Clearly Now / Holly Cole Trio
#2 What the World Needs Now / Valerie Joyce
#3 Little Wing / choro azul
#4 I Want To Be There / Marcus Miller
#5 Crossroads / Calm

羽ラジ

2014/08/19

ツキない月の話。



月の星座


R)
 先週に引き続いて、「月」にちなんだお話を。
 昔の人が線と線で色んな星を形どったように、占星術的にモトカさんを切り刻んでみようと想っています! 

M)
 お手柔らかに・・・

R)
 星座って、点と点を線で繋いで形を立ち上らせて、そこに神話を添えて意味付けをしている。理論付けとも言うのかな、ロジックにして考えていってるんです。そのロジックの組み合わせ術を占星術として一人の人間を読み取っていくんです。
 「占星術または占星学(せんせいがく)は、太陽系内の太陽・月・惑星・小惑星などの天体の位置や動きなどと人間・社会のあり方を経験的に結びつけた理論」。
 
M)
 なるほど、統計学をアナロジーで組み上げた感じね。

R)
 うんうん、そういう視点が面白くて。ま、情報が多すぎるので、前回の放送に合わせて「月」を共通項にして行こうと思います。
 モトカさん、このあいだ新月の近く生まれているって言っていましたよね?

M)
 そうそう!調べたら新月から2日目に生まれたそうです、わたし。

R)
 ロリー・リード『月の魔法』によれば、月の星座が有るんですね。その月という星が28〜9日周期で変わる「相」、月の移ろいのバロメーターをフェイズで観ていくんです。モトカさんは新月・朔の日の相に生まれています。
 「この相に生まれた人は、子どものように純粋な好奇心と、驚きを人生に抱きます。オープンで感情をはっきり表に現し、発想や黄道が自然です。 その賢く明るい性格によりとても積極的に物事に取り組むことが出来ます」 
 「あなたの良さが発揮されるのは、新しいアイデアを生んだり、新規のプロジェクトを始動させたり、結果に期待している時です。あなたは熱心なために、てきぱきと、猛然に仕事をこなします。それ故にゴールに着く前に疲れ果ててしまうこともよく有る」

M)
 いやー、こないだも人に言われたんだけど、私よく人を置き去りにしている事があるんだってww

R)
 なるほど、猛然と進むって書いてあるしねww  ちょっとリンクしましたね。 
 さて、欠点もあります。ニュームーンフェーズの方々の欠点ね。 
 「物事を自己中心的に捉えてしまう所が有る」

M)
 ぐさ・・・

R)
 ぐさw  いてててて・・・
 「ですが、あなたは比較的若い時に成功し、注目されていたでしょう。そのとき感じたポジティブな経験をどうやって持続し、残りの人生を生きるのかを学んでいくのかがニュームーンフェーズの方々」

M)
 ふーんなるほどね!  

R)
 こんな読み解き方もあるよ、ということで♪
 ちなみに私はというと、満月よりもちょっと前に生まれていたので「ギバウス」フェーズに分類されるんですって。
 「穏やかな雰囲気で面倒見がよく、前向きな性格で、人をたすけたいという抑えがたい欲求を持っています。これが意識的にせよ、無意識的にせよあなたの使命になる事があります。熱心な想いに盲目的に引きずられ、イデオロギーを無視してしまわないように気をつけて下さい!障害を乗り越えて持続すれば、結果が見えれば、満足感とともに悟りが得られるでしょう・・・あなたの努力が認められるのは、中年期です」
 なんすか、この落ち!

M)
 大器晩成型でいいじゃない! 
 私は、どっちかっていうともう終ってますっていう・・・ww



地図と習慣


M)
 『月の魔法』によると、私は月の星座が牡羊座で「心をワクワクさせてくれ刺激が絶え間なくあることが必要だ」って書いてあったの。
 それで思ったんだけど、私ときどき煮詰まったりした時に習慣を変えることを心掛けているの。通勤の道を変えるとか、普段は車だけどわざとバスにしてみるとか。いつもの角とは違う所を曲がってみたり。わざと意図的に変えてみるの。
 それをね、1週間続けると頭の中の何かの回路が変わるんだよね。 

R)
 思考が習慣から生まれているってことだよね。 

M)
 そうそう。行動の地図が変わると脳の地図も変わって、発想の廻り方が変わるんだよね。

R)
 それって多いに有ると思う!
 占星術や占いも、一つの凝り固まっている価値観だったり視野を別の視点から見るってことなんだよね。それによって、あたらしい思考の回路を開かせる。そう言う役目が有るんだと思うんです。
 占いは当たるのが目的なんじゃなくて、その人にとって意味のある共通項、共時性、シンクロニシティを与えるっていうことが目的なんですよね。
 新しい発想を与えるという目的は、基本的にあるとおもうんですね。なんだか羽ラジみたいですよね!  

M)
 うんうん、まさに!

R)
 こういう感じで、表面的には見えない人物像を読み取るツールとして感情を自分でコントロールする一つの方法になればって思います。 
 自分の感情を見ていくことが習慣になっていくと、自分に自信をもったり、自分を認められるんだと思うんです。



『セーラームーン』

R)
 小学生の時に女の子の間で一番流行っていたアニメって『美少女戦士セーラームーン』なんですよ。月に変わってお仕置きされちゃう。当時の女の子たちって、セーラームーンを通して惑星の事ことを楽しく勉強していたはずなんです。かなり象徴を読み取っていたんですよ。 
 月はお母さの象徴、「母性」なんです。セーラームーンの主人公ウサギちゃんは、結構ドジっこちゃんなんですがだんだん、戦士として活躍してくなかですごい母性溢れる女性になっていくんですよ。
 他の戦士に、セーラーマーズちゃん、マーキュリーちゃんがいます。マーズちゃんは火星の戦士なんで火を操るんです。
 だから1980年代に生まれている子ども達は星の申し子なんです。

M)
 そうゆうキャラ設定だったんだね。

R)
 月は、お母さんの象徴。0〜7歳くらいまで、潜在意識の中に蓄えられる無意識の自分を表します。そのころお母さんがどうゆう風に接してくれていたかが、人生の中でも大きく左右する意識を作るんですよ。 

M)
 それが月の作用と、リンクするんだー。0〜7歳ってことは、本当に原体験だね。
 つまり、地球にとっても原体験となる何かを与えてくれているんだね。まさにサーカディアンリズムも月が有ればこそだものね。

R)
 月は、地球のお母さんって見方が出来るとおもいます。
 月は地球の双子説っていうのも先週お話したと思うんですけれど、どちらかというと包み込むお母さん像。

M)
 なるほどねー、双子説、母親説どっちにしたってパートナーであることには変わりないね 
 パートナーってさ、その時々で役割をかえるよね。有るときは兄妹、先輩後輩、母であり、妻であり・・・みたいな感じなのかな。毎日違う顔をしてるし、月は。

R)
 あと、もう一つ月には象徴があって、気分とか感情のパターンっていうのかな。そういうのも月によって 影響を受けている。
 よく満月の日って事故が多いとかもいわれますよね。生と死にもかなり関わりがある。珊瑚礁の出産とか。

M)
 なんかさ、じーーーーと黙って地球の事を見ているよね、月って。
 鏡の存在でもあるんだろうなーー。見透かされている感があるもんね。 

R)
 見透かされてる・・・w 

M)
 そうそう、月にウサギさんがいるでしょう? あれ、一匹しかいないから月が満ち欠けするんだって。
 お餅つきして、ついたお餅を食べるでしょう?でも一人だから、ついて食べての繰り返しだから満ち欠けするのよ。もしウサギがもう一匹いたら、一匹が食べている間にもう一匹がつくからずっと満月。 

R)
 あははは、そっかー

M)
 口からでまかせですw 


ずっと傍にいる


R) 
 エーット、ずっと月の話してますけど。

M)
 話がツキないってことでw

R)
 そうかw ツキないねー。
 私ちょっと前に心理学の勉強をしていて、カウンセラーとしてもお仕事させていただいたことも有るんです。その時、いろいろなお話を聞いていく中で、小さかった時に得られなかったこと、満足できなかった感覚や気持ち、そういうのが尾を引いている人っていうのが結構いるんですよね。 
 そんな時に、昔どうしても聴きたかったのに聴けなかったメッセージだったり、得られなかった満足感を補填するメッセージ集があって、それをお伝えして月の話をツキさせようかとw
 月はお母さん像っていう話とリンクして、お母さんに言ってもらいたかった言葉。
 「あなたをそのまま、受け入れるよ」「大丈夫、そばにいるよ」
 このメッセージを読むと癒される方が結構いるんですよー。

M)
 なるほどねーー。
 見守る力って偉大だよね。一人じゃないって言葉がどれだけ勇気を与えてくれることか。 
 
R)
 人間関係でもコミュニティーの中で、自分をお母さんのように受け入れてくれる人っていますよね。

M)
 いやー腑に落ちるなー。見透かされている感と同時の見守られている感は、それだったかw

R)
 表裏一体ですよね。
 ちょっと自分が寂しくなった時に自分で自分に言ってあげるものいいし、周りにいるお友達だったりパートナーに「そばにいるよ」って言ってあげられれば、その人のハートもわしづかみにできるんじゃないかな!
 優しく包み込める女性になりたいなーw。

M)
 わたしも、なりたいよw

R)
 羽ラジやっている時点でちょっと雰囲気違うか。。。

M)
 でも、毎日違う顔を見せるっていう月は出来てると思う!人の光で輝くとかねw 

R)
 そうだねーー。あなたがいるから私が輝くのよってことで♪


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  #1 Tell Your World / 初音ミク

#2 Wanna Be Startin' Something / Lulu Joppert
#3 Harvest Moon / Cassandra Wilson
#4 Moonlight (Tsuki Ni Somuite) / Smappies
#5 Close to You / Anna Caram
#6 時間をみつめて / 吉田美奈子 

羽ラジ

2014/07/22

平凡な覚醒についての小編

『ユーコの蒼い夜』 
#1 予感 
 寝室のナオトはもう寝息を、いつもながら平穏な重低音で、響か
せていたのでドアをそっと、閉めた。私は描きかけのデッサンをも
う一息で仕上げようとしている。足元をリリィが、白い尾を擦り寄
せながら通り過ぎ、窓に寄せた小さな棚の上、私の蒼い石に飛び乗
って丸くなった。夏至に近い満月は地球を最も近く周回し、今や日
付変更線を通り越し天頂を、過ぎて、西向きの私の窓辺に光線を下
ろしている。深い夜は好きだ。増幅された魂がゆらいでいる。この
宇宙はゆらぎから相転移して弾けて生まれた、その残響が今夜も聞
こえる。遠いのか、近いのか、内なのか外なのか、おそらくリリィ
もそれを聞いている。予感、とはそういう類のものなのだ。予感を
頼りに人は命を運び、作家は言葉を紡ぎ私は、線を引き色を乗せ画
を描く。朝までに下絵を仕上げて週明けのミーティングに、心を準
備しよう。編集者からの〆切はいつも期限の一週間前を指定してい
る、それはもちろん承知している。予感、の解読に十分な時間を私
は費やしたいのだ。原稿をスキャンする、電源が入らない。あぁま
たリリィだ。ケーブルを辿る私を素知らぬ顔でリリィが眺めている、
どうしてネコは愚にもつかないものばかり齧るのか。
 仕方がない、お月見がてらコンビニまで歩こう、FAXを送りに。
まだ起きているだろう担当者にメールをすると直ぐに了解と気さく
な返信が届いた、続けて鳴ったアラートはマリからのいつもの深夜
通信だった、新しいバンドでレコーディングするからイラストを添
えてくれないかと。マリはいつも私の予感を鋭敏に察知する。わか
ったよ、お月見しながら考えておくね。 
#2 輪郭 
 リリィが抱え込んだ蒼いペンダントヘッドを、取り上げて、胸に
結び、デッサンのファイルを抱えて私は部屋を出た。満月は高く君
臨し、輝度を保って建物の輪郭を極めている、レースのカーディガ
ン越しに風が湿度を忍ばせて夏の、予感がたちこめる。スニーカー
を久しぶりに履いた。装備は身軽に、ポーチをアミダに掛けて。あ
っ鍵を忘れた。マンションのエントランスはオートロックでナオト
を無粋に呼び起こすのは、酷だ、月の夜を楽しもう。
 私はいつも何かが、足りない。要するに私は自信がないのだ、い
や根拠のない自信ならある、ずっとそうだった。夜毎マリと語り明
かしたのはその不確かな自信をせめて、衝動に置き換えて手繰り寄
せようとする実験のような季節だった。マリは、歌い手で、私は絵
を描く。モノを生む為に我が身に宿される何か、について私たちは
いつも遠回りな方法で確かめ合っていた、私は、宿すことを怖いと
感じている、それを認めたくないのだけれど自分ではないモノを懐
胎する度に魂は異界へ、連れ去られるのだ、それは覚悟を私に突き
つける。月は足下に、陰を描かない、夜は私を安心させる。
 私の魂は輪郭が曖昧だから黒い声がときおり忍び寄る、今夜も、
神社を横切れば近いけれど足が向かない、街灯が暗いせいではない、
界を結ぶ隠然とした重力に私の何かが抗うのだ。広い空を求めて公
園まで足を伸ばしベンチに腰を下ろした。習慣のように携帯を開く、
つもりがポーチの中にそれが無い、やっ忘れた。満月は手放すのに
うってつけの日。うっかりが過ぎる自分を慰めよう。 
#3 衝動 
 蒼白い満月は左から3本目の梢へと傾きながらメタリックな雲の
ホワイトにドロップシャドウを施している、なんだかCGみたいだ私
なら鉛筆モードで、などと、妄想する癖を私は嫌いではない、物心
つくよりも先に描き始めていたことを誇りにすら思っている。見え
ているもの、とアリノママとは互いに異次元の国に住む。その橋渡
しなのだと思う、私にとって描くことは。
 タンッ、とベンチが小さく揺れて身構えた。ネコだった。精悍な
子だ。白く嫋やかなリリィに見慣れているからそう思うのだろうか、
モノクロの虎柄は斜辺の丸い直角三角形のシルエットで私を見つめ
ている、リリィのような目で。あぁそうなの?キミもこの蒼い石が
好きなの?当てもなくノートを広げスプーンのようなふたつの耳や
零れた星の軌跡のような髭や署名のように添えられた尻尾などをデ
ッサンする、いつだって唐突に脈絡もなく連想は線を結び像を描く、
そうだ私はいつも描いていた、なんでも何にでも、描きなぐってい
た。絶叫のような白い声がいつも突然訪れて、強大な力で、私を突
き流すのだ見知らぬ畔へ、連れ去られて呆然と、ここは何処なのか
私は誰なのか、描くことでせめて生の鼓動を確かめるのだった。衝
動、という語を大人になって知ったけれどその正体は今も知らない。
 ネコは不意に身構えて横顔を低く一点に集中させた。そうだきっ
と私はあんな目をしているんだ、外ではなく内へ向けて、口数の少
ないお絵描き好きという幻影のウラ側で獰猛な白い牙に、魘されて
いるのだ。
 何を見つけたの?行ってらっしゃい。ネコは暗闇を駆けて行った、
真直ぐに、全速力で、あの子には何が見えているんだろう。覚悟、
なのかも知れない、生きることは自分を拠り所にする以外に座標が
ないのだから。 
#4 瞑想 
 ネコは何かを咥えて戻ってきた。獲物を、わざわざ私の視界に運
んでチャラリと落とし、抱えるように丸くなった、誇らしげに。ち
ょっと何それ?誰かの鍵じゃない。数珠のような石がキーホルダー
に付いていた。見せて頂戴、と拾おうとすると再び咥えて歩き出す。
逃げるのかと思うと、そのまま芝生の縁でコチラを誘うようにふり
返っている。仕方がない付き合うかと腰を上げネコに従うと、植え
込みの向こう、平らかに開けた芝の中央あたり、蓮華座に座る人影
があってハッとした。いつからそこにいたのだろう。気配、を抑え
て私はその背中に見入った。神社の黒い結界とは対称的に、彼の瞑
想は蒼い月の下で繭のように守られた抱擁を、白く放っていた。雲
の影が彼を避けるように芝を渡った。もしかしたらこんな風に呼吸
だけにフォーカスされた楽園が私の中心にもあって、白い声を放射
しているのかも知れない。それは特別なことではなく彼もきっと、
あの声が聞こえているのだと思う。
 風が立って、瞑想の結界を破るようにネコが走った、対角に芝を
駆け抜け、中心の蓮華座に鍵を投下し、奇襲された男は左回りに体
を開いて滑らかにネコの軌跡を追った。その視線を導くように、最
初に戻って私の手前でネコは伏せた。通り雨のようなシークエンス
が去って、清められた沈黙が彼とネコと私を結んだ。彼は私の視線
に、驚かず、月を見上げた。さっきより湿度を宿した白い月だった。 
#5 邂逅 
 ただそれだけの出来事だった。彼の声もネコの寝所も私は、知ら
ない。一瞬の目配せだったけれど、同じ月を見上げたことをきっと
私は生まれ変わっても覚えているだろう。邂逅、とはこの宇宙を織
り成す無数の糸と糸の紡ぎ目なのだと思う。私たちはそれぞれに孤
独だけれども連鎖している、手探りだけれど、ときおり雷光が地平
を照らす瞬間があってそれを頼りに人は暗闇を走るのだ。
 コンビニで要を足して外へ出ると、空が光って、雨がぽつりと降
り出した。帰りは濡れても構わない、ナオトを起こそう。ユーコは
本当に雨女だなぁと笑うだろう。マリには勇気と出逢った話をしよ
う、どうせまたアバンチュールを逃したと呆れられるのだろうけど。 
(文 / モトカ)編集工学研究所 30破 アリス大賞受賞作品 
 

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  #1 I'd Rather Be High / David Bowie
#2 sea / Spangle call Lilli line
#3 Summer Gypsy / Nujabes
#4 You've Changed / Margot B.
#5 Open Arms / 樹里からん
#6 Screamadelica / Primal Scream
#7 This Could Be The Night / 山下達郎

羽ラジ