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2015/09/15

物語の力

周波数と物語 / それぞれの物語 / 権力と物語 / 戦争する物語

[Tunes on Air]
#1 Chasing Strange / Lizz Wright
#2 For a Whole Night / Miss Kay Dee
#3 Blue Funk A La Turk / Blue Asia
#4 The Mystery of Man / Sonzeira feat. Mart’nália & Nina Miranda
#5 Shinin’ You Shinin’ Day / Char feat. BOGOCA & KEL
#6 Release Your Mind / Calm Presents K.F.
#7 The Stars Are Singing Too (Door Of The Cosmos) / Build An Ark

2015/08/25

乙姫的官能時空旅行

乙姫の誘惑 / 仙女カメ姫 / 玉手箱の謎 / 谷底の物語 / 神仙三変化

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[Tunes on Air]
#1 夢先案内人 / eico
#2 タイム・トラベル / 原田真二
#3 木綿のハンカチーフ / en-Ray
#4 中央フリーウェイ / かとうあすか
#5 蘇州夜曲 / Ann Sally
#6 Owari No Kisetsu / Rei Harakami
#7 土埃 / 首里フジコ
#8 Typhoon / Port Of Notes

2015/08/18

鉄腕スサノオとバナナ海流

農耕は正義か / 森とスサノオ / バナナの命


[Tunes on Air]
#1 Free / Marcus Miller
#2 Concheperia / Novalima
#3 Nkaminyo Yelena Ma / Djeli Moussa Diawara & Bob Brozman
#4 Irish In China / Another Fine Day
#5 Corazón Partió / Unknown
#6 past and language / toe
#7 Dr.Girlfriend / 7b

2015/07/07

カグヤ姫とサクヤ姫



[Tunes on Air]
#1 Revelations / Gallo
#2 インヤン / ラビラビ
#3 Spiral / Bombay Dub Orchestra
#4 Sundance Lullaby / 久保田麻琴
#5 The Wicked Thoughts of You (Pete Phunk Afternoon Rhodes Mix) / Tafubar
#6 Aurora / Chari Chari
#7 Desert / Steve Tibbets

2015/06/23

いざ絶景の国へ



[Tunes on Air]
#1 88 / 打首獄門同好会
#2 Future Step / DALLJUB STEP CLUB
#3 あなたに逢いたくて (FPM MIX for Lovers) / 松田聖子
#4 Yanbaru Birdcall / 琉球アンダーグラウンド
#5 Pharoah / Calm
#6 手芽口土 / 犬式(a.k.a.Dogggystyle)
#7 Birthday / The Beatles


2015/06/09

オトコ心と半分の空



[Tunes on Air]
#1 Revolution 1 / The Beatles
#2 Workin’ Day And Night / TokTok Tok
#3 彼女の事情 / playa
#4 There’s Nothing Like This / paris match feat. TOKU
#5 dreaming pupa ~夢見る僕ら~ / Pupa
#6 Another Star / Patrice Williamson
#7 I’ll Be There / The Pedrito Martinez Group feat. Gary Schreiner
#8 Ray of Hope / pasadena and クリテツ

2015/06/02

地震カミナリ火山神



[Tunes on Air]
#1 to U / Bank Band with Salyu
#2 ふじの山 / 首里フジコ
#3 Redemption Song / Amazonics
#4 brokedown / MONKEY MAJIK
#5 Anohito (He) / Lemongrass
#6 Peace / Calm Feat. Moonage Electric Big Band

2015/05/12

田んぼでエンデを考えた





[Tunes on Air]
#1 Kiss & Cry / 宇多田ヒカル
#2 GAME / bird
#3 ツキノシズク / Paris Match
#4 くちづけ / 畠山美由紀
#5 Crazy for you / Chara
#6 悦びに咲く花 / ACO
#7 Spend the Day Without You / ラヴ・タンバリンズ
#8 愛の唄 / MISIA

2015/04/28

2014 アンコール #3

[ダイジェスト]2014アーカイブからのアンコールです。
  愛の捧げ方 →(14.7.01 OA)
  春の嵐と愛の残酷(15.3.03 OA)
  鞠つき唄は鞠が唄う →(14.4.29 OA)

  ∋ 「アンマ」が日本を抱きしめる日 →(07.6.17 OA) 
  ∋ 「無私の奉仕」 →(07.6.24 OA)  

   →  アンマ公式HP
   →  あわいの力 〜「心の時代」の次を生きる

[Tunes on Air]
#1 Deeper / Ella Eyre
#2 恋する季節 / MISIA
#3 青春の光と影 / 吉田美奈子 & 渡辺香津美
#4 Lady of the Sunshine / Lady of the Sunshine


2015/04/14

となりのアマテラス



[Tunes on Air]
#1 Big Girls Cry / Sia
#2 Heal the World / keito blow
#3 Come Fly With Me / Calm Presents K.F.
#4 A Whiter Shade Of Pale / 綾戸智絵
#5 longing / sighboat
#6 Billie Jean / INO hidefumi

2014/11/04

地名と伝承の不都合な関係

#1 Drop / CORNELIUS
#2 Mother Nature’s Sun / The Beatles
#3 Elektra Bregenz / Tosca
#4 Emergency On Planet Earth / Jamiroquai
#5 Tha Fall / Rhye
#6 Viva La Vida / グディングス・リナ
#7 When The Luster Fades / 14 feat. Substantial
#8 Girl from Jupiter / Lemongrass
#9 Dancehall Places / Mint Royal

2014/10/14

かぐや姫 火山女神伝説

#1 Two Bodies / Flight Facilities feat, Emma Louise
#2 Food / Phat
#3 旅人たちへ / グディングス・リナ
#4 Sort of Revolution / Fink
#5 Right Here DJ MITSU THE BEATS Feat. Dwele
#6 Kagura / OrganLanguage
#7 Evening Primrose / Reggae Disco Rockers

2014/10/07

秋の夜長と太陽信仰

#1 悦びに咲く花 / ACO
#2 Aie / 原田知世
#3 All Over Love / Love Psychedelico
#4 Lose my lyrics / Keito Blow
#5 Walk Through Happiness / Port Of Notes
#6 The Way We Were / m-flo
#7 s(o)un(d)beams / salyu x salyu
#8 Innocent Love / 小泉今日子

2014/09/09

「蛇」

私が生まれる前から カラダの細胞に組み込まれている

感応のシステムがあるように感じている
 
私はこの色を見ると 理由も分からずとても うれしくなる・・・
私はあの声を聴くと 理由も分からず 寂しい気持ちになる・・・
 
私の細胞は こうやって見えない何かに感応して
私のカラダにアクセスして何かを思いださせようとしている
 
細胞レベルで感じている何かにを 刺激する出会いや、出来事に
何度も何度も 向き合い、ループするウロボロスの輪の時空間に
 
私は何を見つけようとしてるのかしら 
あなたと 何を見つけようとしているのかしら
 
命のプログラミングは今日もこれからも ずっと続いていく
(rie)

M) 
 ウロボロスって、メビウスの輪と似てるよね。

R)
 そうですね。絵的には似てると思います。ウロボロスは占星術の授業を受けてい時に出会ったんですけれど「尾を飲み込む蛇」の意味があります。一匹が自分の尾を食べている絵のタイプと、二匹の蛇がお互いの尾を食べ合って八の字になっている絵があるんです。王冠をかぶっていたり、いろんな象徴的意味が組み込まれているんですけど、何なんでしょうねww。

M)
 やっぱり昔ながらに宇宙の円環構造を理解していたんだろうね。 
 小さい部分をズームアップすればするほど宇宙の一番外側につながるような感覚って、メビウスの輪を見ていても感じる。

R)
 メビウスもウロボロスも、終わりもスタートも無い全て繋がっている状態を表していると思うんですよね。その象徴として「蛇」を使っていることに興味があるんです。生と再生、不老不死とかね、そんなことも蛇を通して絵に込められているそうです。 

M)
 古今東西、蛇は神聖な動物として扱われていたりするものね。縄文の「蛇信仰」とかもそうだし、文明が土を覆ってしまう以前はもっと身近な存在だっただろうね。
 広島の土砂災害をみていても、被害に遭われた方は気の毒なんだけれども、古代の人の言い方をしたら「山の神様が怒った」っていう捉え方も出来るんだと思うのよね。「山の神様」って、日本の場合「蛇」だから。

R)
 それは、自然の中に生きていると分かってくることなんですかね?

M)
 調べてみると、一番の特徴は「脱皮」らしい。蛇は脱皮することによってピカピカに再生産されるけど、人間は脱皮が出来ないから朽ちていくって。

R)
 循環性、永続性、原始性、無限性、完全性などを意味するそうですね。

M)
 その辺のイメージと、蛇っていう生き物がリンクしたんだろうね。
 

_______________


 東方から来た生命の種は神蛇の依代として男性に憑依し、女性と合体して中央の母の胎に胎児としておさまる。
 人の種は、元来、東から西へ動いてきたものである。だから、人の胎児は東から渡来した余勢を駆って、さらに西方に生まれ出よう。
 夕べごとに太陽は西へ落ちるが、それは翌朝、東に新生するためである。

[ ミソギ / 身殺ぎ ]
 身に着けたものを身から外し取ってゆくこと。おそらく蛇の脱皮の擬きであろう。
 神話の成文期にはすでに「ケガレ」の観念が確立し、祭式も整えられ、「御禊」の字があてられており、そこに見られるものは新生と脱皮の両面をかねた呪術である。
 蛇は脱皮によって生命を更新する。脱皮しなければ生存できないから、蛇は脱皮に全力を集中する。
[ カガミ / 蛇身・蛇目 ]
 「カガ」は「ヘビ」の古語。「カガミ」とは、蛇身を連想させるツタ植物の総称であり、脱皮によって更新された蛇目の呪力に満ちた輝きは「鏡」へと転じた。

_______________


 縄文人の蛇への反応は、第一にその「形態」に対して、第二にその毒の「強さ」や「生命力の旺盛さ」に対してであって、それらは相乗効果をもって蛇を祖先神にまで崇めていったのである。
 弥生人のような稲作民族にとって、男根を連想させる形態をもつ蛇は、縄文人に勝るとも劣らない信仰の対象になっていたと思われる。男根 → 種神 
→ 蛇 → 稲の実りと続く連想はきわめて自然な筋道である。
 古代日本人にとって、すでに生命の源は男根から放射される精液中の微小な虫として捉えられていたに相違なく、「カガミ」の舟に乗って現世に顕現し国津神・大国主神に宿った少彦名神は種神・生命の源・精虫の象徴であって、その神格化ではなかったろうか。また、渦巻き状を呈する蛇のトグロを巻く姿は女性の象徴である陰門を想起させる。要するに、蛇は「性」そのものと言える。

[ ハフ / 這ふ ] [ イハフ / 祝ふ ]
 『古語拾遺』(807年)に「大蛇をハハといふ」とあるように、蛇の古語「カカ」は子音転換して「ハハ」に移行したのであろう。「ハフ虫の災い」といった表現が祝詞の中にも見られるように、「這う」に接頭語「イ」を伴った「祝う」の語源には蛇との関連性を充分に感じることが出来る。

_______________


 ”蛇の生態の中でも、その脱皮ほど彼らに脅威の念を与えたものはなく、自らの殻から出てはこもり、こもっては出て生命の更新をはかるその脱皮の作用を通して、古代日本人は宇宙万象の輪廻転生の実相を把握したのではなかろうか。

 その結果、天象としては太陽の運行、地象としては植物の枯死再生をもすべて、こもりと顕現のくり返しであると観じ、このくり返しによってはじめて永生と新生が保証される、との認識を得たのである。
 この「こもりと顕現」の認識は中国哲学、陰陽五行思想の受け入れを容易にした。”
  〜『日本の蛇信仰』吉野裕子
_______________



M)
 蛇の「脱皮」という生態から、陰陽までをも感じ取っていたんだね。 
 こうした原始信仰が土壌があったから、中国から来た陰陽五行説を受け入れやすかったということなんだろうね。 
 
R)
 蛇の脱皮から、よくそこまで想像しましたね日本人は! 

M)
 それだけ観察力があったというか、見立ての能力だよね。
 文献が残っているわけでもないかた、古代のひとたちの発想(頭の中身)をたどる術はないんだけれども、読み解けば読み解くほど腑に落ちちゃってしょうがない。

R)
 確かに!
 あらゆる世界に溢れている蛇についての事柄と、日本の蛇信仰と繋がりすぎますね。 

M)
 あれこれ調べていて思ったんだけで、私の猫好きは「蛇信仰」からきているのかも!
 だってヤツらもトグロ巻くでしょ〜?!  

R)
 巻くwww!! しっぽ巻いている!

M)
 それに、頭の形も蛇みたいじゃない! 

R)
 確かにちょっと三角形っぽいというか。 

M)
 目もギラギラしているし。 

R)
 してるー! 脱皮はしないけれどね。

M)
 毛が抜けるよw 

R)
 www! 

M)
 それでね、古代の人たちが受け取った蛇に「強さ」や「生命力」を感じたみたいに、そのネコ版は「自由さ」「しなやかさ」「勝手さ」とか。w
 それが現代における私なりの蛇信仰w 

R)
 蛇信仰にはまりまくりのモトカさんでしたw 

M)
 猫信仰ねw


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  #1 All Things Must Pass / 中納良恵+星野 源
#2 I Wish / Tok Tok Tok
#3 Hearts snd Bones / Paul Simon
#4 I Feel the Earth Move / リズ・ライト
#5 Imagine / Jack Johnson
#6 Will I Ever See Your Face Again / 畠山美由紀
#7 A Day For You / LOVE PSYCHEDELICO
羽ラジ

2014/08/05

ダイダラボッチの棲む島



悲しみのムコウ側

M)

 広島の日だね。

R)
 ですねー

M)
 広島には行ったこと無いんだけど長崎には3回くらい行ったことがあって、今年の冬に初めて原爆資料館に行って来たの。

R)
 かなり衝撃ですよね。 でもね、確かに資料館では気持ちは落ち込むんですけど、何かしらの希望が私の中に生まれたんですよね。わたしが生きているのはこういうこと
があった後だったんだな・・・・って 

M)
 私は正視出来なかったなぁ。悲しみとか怒りとかを超越した何かに届いちゃうって言うか。

R)
 何かに気づかせてくれますよね。その何かは分からないんですけど、人それぞれへの気づきのメッセージを届けている気がします。
 私は何の苦労も無く生きていられるんだなーとか感じながら館内を回っている時に、丁度ブロンドヘアの外国人の方が手紙のコーナーで英語訳を読んで涙を流している姿を見たんです。私はショックを受けました。私は涙が流せなかったから・・・

M)
 涙を流せるって大事なことだよね。感じて流せば循環するものね。心理学的には怒りっていう感情の向こう側には悲しみがあるんだって。 

R)
 陰陽五行説でも「木火土金水(もっかどこんすい)」っていう5つの感情バロメーターがあって、怒りは木というエネルギーに代表されているんです。この循環図では感情はすべてつながっているので、例えば涙を流せると次のバロメータに感情を移して循環させることができるという、カラダの面白いシステムがあるんです。 
 何か感じている人って、自分の中に気づきの種が植わったということなんでしょうね。

M)
 それでも、生きねばならぬ!ってことだね。

R)
 そうですね、生きねば! 



ダイダラボッチの棲む森


M)
 去年は沖縄に初めて行ってね、北部の原生林をレンタカー借りてドライブして一番北の果てまで行ったのよ。何しろホンモノの原生林で、トトロどころかダイダラボッチがいそうな圧倒的な大自然なの。そこから見下ろす海の向こうには時折クジラが行き来するんだって。
 その原生林のを覆い尽くすように米軍基地があって、その原生林を取り壊してヘリポートをつくっている。オスプレイの基地にするらしい。現地で反対運動してる方が座っているところを通りかかったんだけど、驚いたのはね、とても穏やかに座っていたのよ。農作物の即売所みたいに見えた。基地のゲートにはバックパッカーみたい格好をした女の人がいて、一人でただ淡々とフルートを吹いていたの。。。
 その人たちがどういう理由でそこに座っていたか私は分かっていたから、目で挨拶をしたんだけど、彼らも穏やかに目で挨拶を返してくれた。ただそれだけ。
 生と死を両方を司る森で反対運動する現地の人たちは、全てを受け入れてそこにいるっていう「覚悟」を感じたんだよね。

R)
 なんか感じるものがあります>< 

M)
 自然て必ずしも優しくはないじゃない?時には牙を剥くし。特に沖縄みたいな南の島だったら嵐が来ればとんでもない暴風雨になるし。
 その自然と共生しようというのは相当な覚悟を持っていると感じるのよね。対峙するのではなくて、ただそこに共にいるっていう。10年100年とかじゃなくて千年万年の覚悟って言うのかな。



織り成す知恵


R)
 なるほど。
 私も去年初めて行った沖縄で、いろんな沖縄の実情があるなって感じたんです。現地の人の目線、メディアだけしか見てない人、観光客としてみた視点とか。
 私は万座ビーチのホテルに滞在したんですが、ホテルから山を一つ越えた向こう側に基地があって、丁度私が行った日に飛行演習のヘリコプターが山に墜落したんですよ!!パイロットの方は無事だったそうです。
 もしそれを神奈川にいてニュースで見たとしたら「基地反対!」っていう映像とくっつけて流すと思うんですけど、ホテルの方に話を伺うと現地の人は騒いでないんですよって。基地が無かったら生きて来れなかったこともあったり、もう歴史の中で受け入れているところがあると。
 で、本土から人を呼んで「反対!」と騒がせている団体がいるそうです。 

M)
 あー、プロの活動家の話は聞いたことあるよ。
 
R)
 あと、日本人じゃないって言ってました。マナーが悪くって、とか。
 現地の人はそんな現状を知っている。行ってみなければ分からない事実ってあるよなーと思ったんです。 

M)
 そうね。現状を知ると単純に反対と言えないよね。
 補助金の話も結構エグくて、保証を受けられるエリアがキッチリと区分けされていて住民同士の格差を生んでいる。アメとムチって言うのかな、分断統治だよね。したたかな戦略を感じる。複雑だよね。
 でもその複雑さによって助けられているところもあって、白か黒かのシンプルな二極に分かれたら明らかに対立するじゃない。
それが、一つのコミュニティー、家族、友達の中で、問題がキメラ状に分布されることによって決定的な対立までは至らない。結局は先延ばしなのかも知れないけど、それで共存して行ける。

R)
 コインの裏表みたいに、切り離すことは出来ないけれど共存しているってことですね。
 平和記念公園の石碑には今でも戦争で亡くなった方の名前が彫り続けられているんですよね。今になって情報が上がって来ている人もいると。私はここでも何かしらの希望を感じたんです。私も何かしら出来ることから行動していこうと思いました。 

M)
 どんな時代でも対立ってなくならないと思うけど、最悪の局面を避けながら、なんとか折り合いを付けて行けたらいいよね。先延ばしも決して悪いことではないと思う。

R)
 織りなして織りなして、ね。

M)
 そうそう。だからリアクションの仕方にしても、うまくレイヤーを変えて違う次元で見て行くことが大事だろうね。
 



「命のインフラ」


M)
 加藤市長が初当選した時に「命のインフラ」っていう言葉をおっしゃっていたのが印象的だった。 
 この足柄平野はひとつの水で繋がっている地域圏だ、って。酒匂川によって開かれて、そこに注がれている様々な川があって、その先には水を生み出している山が有る。さらに流れ出て相模湾が目の前にあって、人を生かして行く基盤としてのインフラがあらかじめ全て手の届く範囲に準備されている。 

R)
 確かにそうですねー!!

M)
 地域の産品を作って売りに行けば、外からお金が入ってくる。
 でもそのお金になった産品は土地の命の切売りによって生まれている訳で、かつてミヒャエル・エンデは『エンデの遺言』で「お金がこの世の中を牛耳っている限り我々は自然から手痛いしっぺ返しをくらうだろう」って言った。

R)
 小田原は「命のインフラ」で潤って来たんですものね。山の幸、川の幸、海の幸。
 そしてやっぱり水がきれいな土地ですよね。富水とか螢田とか、名前の由来通りに水もあふれてい自然も豊かで。

M)
 せっかくの土地の資産、「命のインフラ」を生かしているのか?って所から見ると、どうなんだろうね。
 例えば、フランスは食料自給120%もあるんだって。自分たちの国が食べられる以上の物を農業が作り出している。それはフランスの農家の方々が一から土地を耕して、生産性を高めるため努力をして来た。だから農業に非常な誇りを持っているんだって。
 私たち日本は放っておいても草が生えてくる土地で、農作業をする前に先ず草むしりからやらないといけない。こんな豊かな土地って世界でも他にないくらい。それを思うとちょっと心が痛む。日本全体の自給率が低いにも関わらず、日々大量の食糧が捨てられているっていう。。。

R)
 もっと生かそうゼ〜〜って感じですね。 

M)
 一つ視点として見直さなければいけないと思うのは「量」の問題だと思う。適正量。
 資本主義の世の中って売れた者勝ちじゃない。収益を上げる事が大義名分になっていて、生活を豊かにするために沢山作って沢山売って。果たして、どれだけ売れば自分たちの生活が成り立つのか?自分にはどれだけの仕事が幸せなのか?
 「量」のアンバランスが社会にはびこっていると思うんだよね。

R)
 ですねー。量より質っていう考え方に問い直されてはいながらも、やっぱり量になっていますよね。 

M)
 うん。仕事が忙しいことは幸せだって言うけれど、「忙しい」は「心を亡くす」って書きますからw 

R)
 どんなことにでも自分の適正量があるって分かっていないと、時間を使い過ぎてしまったり、お金を使い過ぎてしまっていたり。
 自分のライフスタイルと連携できる想像力が必要ですよね。自分たちで考えられるようにならないと。ちょっと自分の人生と周りに起こっている事が繋がらない人が多いと思うんです。

M)
 カネよりもタネ。 
 
R)
 種に水をあげて、栄養をあげて、そうしないと育ちませんからね。

M)
 芽が出たら羽をはやして・・・

R)
 羽のように飛んで、増えていきますからね。 
 
M)
 キャンペーンしていきましょうw 

R)
 手の届く範囲からw

 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  #1 Angel / Masa Rider
#2 マルコとジーナ / sal
#3 それぞれの海 / Port of Notes
#4 浪漫飛行 / Soma
#5 かすかなしるし / Sunaga t Experience
#6 A Case Of You / Prince
#7 みどりのパンツ / Keison

羽ラジ

2014/07/29

ガイアの瞳は夜ひらく


サブカル・フロンティア


R)
 最近気がついたんですが『羽ラジ』って「お告げ」番組だったんですね。

M)
 そうよ、シャーマン2人でお送りしておりますからねw 

R)
 (笑)何か感じ取って頂ければと思います。

M)
 リエンヌ、最近サブカルチャーがらみのイベントに参加しているみたいね。

R)
 そうなんです!『PLANETS』のイベントに行ってきました♪
 「これからの東京と、オリンピックについて」っていう内容で、teamLab☆の猪子利之さん、都知事選に出馬した家入一馬さん、元NHKアナウンサーの堀潤さん、『五体不満足』の乙武さん、そして主催の宇野常寛さんというすごいメンバーだったんです。いや〜〜〜面白かったですよ!!
 「そもそも、オリンピックなんて全然興味ない」っていうところから話が始まって、気持ちが乗れない人がどうやったらオリンピックを楽しめるのか?とパネリストの方々が考えるアイデアや想いをお話してくれました。
 中でも、猪子さんがデジタルを使った選手以外も楽しめる参加型オリンピックという発想でプレゼンをして下さったんですが、入場行進に選手じゃない私たちも映像の中で参加出来るようなテクノロジーシステムを作ろうとか、競技をテレビの映像だけでなく街中で体感出来るようにホログラム映像で流すとか、本当に面白かった。こんなオリンピックだったら素敵ー!という内容でした。

M)
 私は東京五輪批判派なんだけど、そういう提案だったらちょっと興味をそそられるね。

R)
 そう、その場合やっぱりサブカルチャーに注目!日の目を浴びて活動している政治家やアーティストだけじゃなく、違った視点を取り入れながらテクノロジーや独特の価値観、文化を持っている人のアイデアを取り入れていくオリンピックは、すごくクリエイティブなんじゃないかと感動しながら聴いていました! 
 中でもこれは取り入れて行って欲しいと思ったのが、パラリンピックとオリンピックを合体させる案。健常者の競技にも階級分けってありますよね?そこに障碍者の階級を設けて同じ日に同じ競技プログラムとし行えばいいんだという。実際、東京マラソンではブラインドマラソンと普通のマラソンが同時に行われているらしいので、出来ないことはないと。  

M)
 そうね、短距離走も足にブレード付けて走っているのを見かけるようになったものね。
 
R)
 そうなんですよ。その話もしていたんですが、既にブレードを着けて走る方が健常のアスリートよりも走るのが速いんだそうです!技術者達が研究に研究を重ねた結果、ブレードの方が速くなっちゃったww  

M)
 ウワーーー!そうなんだ!
 倫理的な問題はクリアして行かなければならなそうだけど、もしそうなったらオリンピックや選手の裾野は確実に広がるよね。そういう「多様性」っていう視点からのオリンピックがあったのかー。





ガイアの瞳は夜ひらく


M)
 エヴァンゲリオンってさ、箱根が舞台でしょ?『第三新東京市』って言うんだっけ。ざっくりとしか観てないんだけど。 

R)
 はい、そうですね。箱根が舞台ですね。

M)
 そのエヴァを観ていて思いついたアイデアがあって、エンディングのテーマソングだった『Fly me to the Moon』を使ってね、新月や満月に「第三新東京都市圏」の住民が心をシンクロさせるための日を作るプランニングだったんだけど、何を今更って速攻でお蔵入りしちゃったw
 ビッグイベントを仕掛けるんじゃ無くって、シンクロ意識を持っている人が各自のやり方で心を一つにさせるような日を作るっていう考えだったんだけどねー。「ハレ」じゃなくて「ケ」の仕掛けを妄想してみたの。

R)
 ビッグイベントばっかりをやるんじゃなくて、日常の中で自分自身に意識を向けたりすることって大切ですよね。

M)
 そうそう。それぞれのやり方で良い、っていう所を広めたいと思ったんだよね。オリンピックも興味がある人無い人、それぞれのやり方でそれぞれの好きな参加のしかたを作って行けたらと思う。 
 だから、その意識合わせの旗印となるものは、出来るだけニュートラルなものが良いよね。何かの匂いが付いていないものというか。例えばエヴァンゲリオンからの連想で旗印を「月」って考えてみた。月ならグローバルどころかコズミックでしょ?w

R)
 あはは、確かにねw
 やっぱり今の注目はサブカルチャーよ!



自分探しの覚悟


M)
 価値観が多様化すればするほど、自分の立ち位置も問われるね。

R)
 そうですね、自分が、どう表現出来ているかってちゃんと分かってる事が大事ですよね。

M)
 お稽古ごとってあるじゃない?カルチャースクールを運営する人が興味深い話をしていてね。 
 学びにくる人には大きく分けて2種類いて、学ぶこと自体を目的にしている人とその先の目的意識を明確に持っている人。学ぶ姿勢が違うから、出席率や質問の質が全く違うんだって。 

R)
 そうでしょうねー。

M)
 その前提としてあるのは、現状についての問題意識なんだろうなって思う。どうにかしたいんだけどどうにも出来なくて悶々としている現状があって、自分の「実存」に関する不足を感じているかどうかっていう話。つまり、自分は何のためにこの世界に生まれているんだろうっていう意識を持って自分の人生にコミットしているかどうか、意図的に自分に向き合っているかってことだと思うの。 
 
R)
 なるほどね、人生のある時期に何かをきっかけに自分の実存について考えることってありますよねー!

M)
 それで「自分探し」の旅にでるんだよね。誰しもそういうことってあると思う。出てみて、打ちのめされるんだよねw 
 壁にぶつかって自分らしさが分からなくなったりして探すのを諦めたり、それでも探し続ける覚悟も生まれたりね。

R)
 打ちのめされる経験も大切で、壁にぶつかっても氣付かずにもう一回立ち壁に向かって上がってチャレンジしちゃうんですよねーw
 そんな事を繰り返しているうちに、壁をいつの間にか越えていたことが私の場合ありますねー

M)
 七転び八起きだねw 

R)
 なんかねー。どこから来るか分からない自信のある人が突き進むんでしょうね。 

 

観察力ということ


M)
 気づくキッカケってちょっとしたことなんだよね。気づくことも才能の一つかも知れない。

R)
 いかに「何に」気づくか?ってことかなー。
 よく侍に憧れて、日本にまできて『◯◯道』を学ぶ方っていらっしゃいますよね。そうやって外から違う文化に触れてる方の方が、日本人ではあたり前過ぎて見落としがちな繊細な部分に氣づいたりすることってあると思うんです。
 例えばお辞儀をして道場に入る時、靴を揃えてなかったとか道着のホコリをパパパって払ってなかったから負けちゃうとか。外側の視点を持った人が気づいたりってあると思う。 

M)
 「観察力」って天性だと思う。 
 工作が大好きな男の子がいてね。段ボールとガムテープを渡しておけば1日中何か作って遊んでいる子だったの。その子があるとき保育園の先生の真似がしたくて、先生が弾くオルガンを作ったのね、段ボールで。それを見ていて驚いたのは、オルガンのフタって蝶番があるから本体との間に薄く隙間があるでしょ?その隙間を再現しようとしてたの!
 子どもたちはいつもオルガンの裏側から先生が弾く姿を見ているでしょ。彼にはオルガンのフタの隙間の向こうに先生が弾いている手の動きが見えているんだよね。それに気づいて再現しようとしていた。 

R)
 すーーーごいーーー!
 じゃあ、フタになる所は一度段ボールを切り離してまた付けるという作業をしている訳ですよね?どうやったらあの隙間を再現出来るんだろうって。ジーニアス! すばらしい感性ですね。 

M)
 「感性」っていうのは「観察力」から来ているんだと思う。
 技術はどんなに不器用な人でも訓練で身につくんだよね。でも観察力は持って生まれたものだから教育出来ない部分なんじゃないかな。個性を活かす教育って、その「観察力」に敬意を払うことなんだと思う。

R)
 子どもの視点てとっても面白いですよね。 
 例えば、子どもがカブトムシをすごい興味もって観察して鮮明にカブトムシのギザギザな部分とかを絵に描いているとしますよね。子どもは細部を大きく描いたりするものだから、カブトの部分が大きくなっちゃうw。でもその子にとってはそう見えていている。カラダの部分はやけに小さくなっているとかはどうでもいい。そういう絵ってあるじゃないですか。 
 でも、つまんない先生だと「カラダの部分が小さいからもうちょっと大きく書けば?」とか言い始める。ごめんなさい「つまんない」って言っていっちゃった。w)

M)
 あはははは。リエンヌよく話してくれるけど、大和絵の視点の表現にも通じるよね。

R)
 そうだと思います。

M)
 そう言えば、猪子さんの大和絵ってスカイツリーの1階フロアーにあるんだってね。隅田川デジタル絵巻。 
 高さ3メートル、横40メートルの「世界一情報量の多い絵」だそうなw 

R)
 動画で見たんですけど、ビルとビルの間に鮨とか力士がいるんですよーw

M)
 プロジェクトチームのメンバーは完成図を知らないで作って行ったんだって。それでも最終的には絶妙な一体感が表現されてる。

R)
 なるほどー。カオスの中に生まれる秩序って感じですね!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  #1  Beautiful World / 宇多田ヒカル

#2 いのちの花 / 山根麻以
#3 アカイ ヌクモリ / EGO-WRAPPIN'
#4 耐え難くも甘い季節 / 冨田ラボ
#5 DESERT MOON / Paris Match
#6 nano / Spangle call Lilli line 

羽ラジ

2014/06/10

田んぼとテロリスト


植物を尋問した人

M)
今日、りえちゃんが肉体作業の後なんだよね。

R)
そうなんですー田植えをして来ました! 手植えでね。
すごい楽しかったです! 

M)
あの、ずぶずぶの中に入ったのー?私も一度経験があるなー
あれは、や ば い ね! 

R)
そうなんですよねー、なぜか幸せを感じるんですよねー! 
泥の中に立って・・・まわりにふわーっと夏の風が吹いて・・・
植えた苗がゆれるんですよ・・・
そして、太陽の光と熱で暖まった水が ぽかぽかしていて
あれは何だろう・・・ 宇宙を感じるんですよー田植えの瞬間に! 

M)
都市生活で封印されている何かが、外れるよね? 

R)
外れるどころか、ぶち壊されるという感じですね。
今日は本当にすごく、いい気分です。
苗が育っているケースにどのくらいあるんか知らないんですが
1ケース分は植えたかなぁ!

M)
一粒から稲が一本育つじゃない?で、その1本の稲からとれるのが
ご飯一杯分なんですって。 

R)
えぇ!そうなんですか! 
ちょっと今日、私すごい貢献してきましたよ!? 何人分作ったかしら! 

M)
苗1本からお茶碗一膳って・・・すごいよね。 

R)
一粒万倍って言うので、そんな気持ちで植えました。一本からも沢山とれるであろう。
育ってね〜^^という気持ちで。

M)
きっといい緑が育つね!  
緑を育てるのが上手な人をグリーンフィンガーっていうんだってね! 
同じ水やりをするにしても、そのグリーンフィンガーの人が触ると、植物が喜ぶ反応をするってあるみたいなんだ。

R)
あーーあるある!

M)
そんな反応を植物に電極を付けて、調べた人がいてね・・・

R)
きました、モトカさんの謎の学者紹介。
今回は誰ですかw  電極をくっつけたんですか?

M)
そう、植物と会話が出来るかどうかを研究してる人たち。
植物に電極をくっつけてね、電流の反応を計測するらしいのね。
クリーブ・バクスターさんていうの。
1968年の記事なんだけど・・・
CIAを退職されたかたで、ポリグラフってあるでしょう?嘘発見機の。
そのスペシャリストなんだって(笑!

R)
あはは! そのような方が植物と会話をしようと・・・
すばらしいですね・・・!

M)
CIAを退職されたあと、ヒマだったのかな・・・w 
今まで犯罪容疑者に真実を吐かせるっていうの技術に長けていて、今度は植物相手に尋問する事にしたんだって。

R)
植物に尋問ですか!? バクスターさんすごい面白い方ですねー!

M)
そうそう、自分のお手並みを試したくなったんだって。


 ふと、自分の手並みを試したくなって、植物の場合でも、水やりをした後根から葉っぱに回る水量の増加によって起こるはずの、電気伝導率の変化が読み取れる物なのかどうか。実験してみる事にした。
 事務所にあった、見るからに元気そうな『ドラセナ』の鉢を室内に取り込み、その幅広の葉の両側にポリグラフの電極を取り付けて、カイロに葉をセットし続いてドラセナに水をやった。 
 何も起こらない・・・
 不満に思ったバクスターはそこで、彼言う所の人間の精神動揺を起こさせる昔ながらの手段である、存在のキキ原理に訴える事にした。つまり、植物を拷問にかけようと言うだ・・・
 手始めに、葉の先端を熱いコーヒーの入ったコップに浸してみた。反応は相変わらず無い。記録テープになんの揺らぎも表れないのだ。 
 それならと、今度はマッチを使って葉を本当に燃やしてしまおうと『考えた』
 そう決意したとたん!記録ペンの軌跡に、劇的な変化があらわれた。急激に上昇して、しばらく上がったままになったのである。私の方は身じろぎ一つしていなかったし、鉢植えに触れた訳でもなかった。反応のタイミングからして、危害を加えると、私が思いついただけでその軌跡が生じたようだった!


R)
ちょっと、これ面白くないですか!!?

M)
面白いでしょうW 
実際にいじめるって事よりも、いじめようと『思ったら』反応したということ。

R)
ちょっとちょっと、植物さんすごくないですか?!

M)
植物さんすごいよね。 やっぱり種から心を込めて育て上げた植物って感じ合うらしいんだって。
そのあとの記事もすごかったよ。 自宅の植物に電極付けたまま、出かけて彼女とデートしてたんだって。 
湖畔へいってそこでSEXをしたらしいんだけど、その時のオルガズムのタイミングと、時間的にピッタリ電極の軌跡反応が一致したって書いてあったw

R)
すごーい!それ調べてみたーーい!!
植物ってただの植物じゃないですね、宇宙人のような・・・!

M)
ね、いつもラジオの収録は私のアトリエで行っていて、ここには沢山の植物ちゃんがいるのを皆さんにもお見せしたいくらいなんですが、本当に植物と暮らしていると、励まされたり癒されたり・・・力をもらうのよ。
と同時に、自分の気分が落ちているときには、植物も元気無くなったり、具合悪くなるんだよね。お互いに。
だから、諸刃の剣というか、へこんでる時に相手もヘコむと余計にヘコむんだよねw 
このまま枯れてしまう〜なんて。

R)
あははは!大変ですね!励まし合わないとですね!
私は今日田植えをしてきたのですが、大きくなるんだよ〜美味しくなってね〜^^という気持ちで植えたので、良かったです^^

M)
本当に、気持ちを込めるって大事だね。 気持ちというか、植物からの反応が出ているのを科学的に計測されているんだもねん。
それから、他にもこの件を複数の学生が研究していた内容があってね、やっぱり植物に電極を繋いで、いろんな学生に触らせて、その反応を計測していたらしいんだけれど、
ある日、ある学生が部屋には行って来た瞬間に、植物が以上な反応をしたんだって。
先生が『お前なにしてきたんだ?』って教授が聴いたら『今朝早起きしたので庭の草むしりをしてきました。』っていったんだって。つまり植物にとってみればそれは『大量虐殺』でしょう? 

R)
あははははは! 抜かれるー! 草刈りされるーって感じ取ったという事ですね><! 

M)
そうそう!w テロリストがやって来たってw 

R)
すごいです!つまり、また植物のすごい所は、つい今朝型の出来事、つまり過去の事も感じ取れちゃうんですね! 

M)
まだ真新しい、植物の血に汚された手で研究室に入って来たんだからw!!!
植物は恐怖におののいたんだろうね・・笑

R)
なるほどね〜〜><  草刈りもたいがいにしてねw
雑草さんは神様と読んであがめてりる人たちもいるので、あまり刈らないで下さいね!
すごいなぁ 植物さん・・・・


キューバの畑は街にある


M)
今日は、りえちゃん田植えお疲れさまでした!

R)
お疲れ様でしたー。 いや、実際は疲れてないんですよ^^極楽様〜って感じです。
本当に楽しかったので。 不慣れな事をしたので、身体は疲れていますんが、氣分ちは爽快です!

M)なるほどね、元気そうだもんね^^
その田んぼって、有機栽培なのかな?

R)
無農薬、無化学肥料の栽培方法、自然農ですね。
土も安全ですし! 

M)
自然農なんだねー。
自然農っていえば、「都市型自然農」の先進国ってキューバなんだってね!
社会主義国のキューバは、 ソ連が崩壊して支援が受けられなくなって物が入ってこなくなった時に、しょうがないから自分たちで作ろうって街中の開いている隙間という隙間に野菜を作り始めたんだって。本当に支援が何も入ってこなかったから、必然的に結果的に自然農になったんだって。

R)
なるほどー結果的に無農薬・無化学肥料の自然農! すごいですね! 
選択肢が無かったからという・・・・

M)
生産者さんのお話を聞くと、農薬には大きく3つあって、 
一番危険なものは除草剤なんだって、草を殺してしまうから。口に入ったら困るし、生態系も破壊するから一番リスクが大きい。
一番危険が少ないのが、いわゆる「農薬」で、ポストハーベストっていって、収穫した後に振りかける、防腐剤的な農薬らしいんだよね。洗えば比較的、まだ対処が出来る。
それよりも危険なのが、その中間のもの。化学肥料なんだって。

R)
肥料!? 

M)
そう、それによって品質が安定したりしている恩恵もあるんだけど、一方では農作物が細胞レベルで吸い込んで、アレルギーとかの症状を引きおこす原因になっているんだって。それで今改めて、こういった化学肥料や農薬を使わない栽培方法を生産者さんも研究なさっているんだね。 

R)
有り難い事ですね>< 


 

「食」の選択肢


M)
「食の選択肢」ということを考えると、たとえば『ベジタリアン』ってあるじゃない?
その食事を自分でつくるっていうのはいいんだけど、レストランとかみんなで食べに行くような場だと、
ベジタリアンって言うと選択肢が結構無いよね?

R)
今でこそ、お野菜だけのレストランや、メニューってあると思うんですが、
外国人さんが注文したいと思ったときは、大変かなと思いますね。 
私がお肉を控えてたときは、まー『牛丼屋さん』には行かないとかw 
レストランに入っても、サラダだけ食べるとかを心がけていたんです。

M)
そうだったんだね。
さらにさ、一般的に提供されているメニューから選ぶにしても、今度はそこに化学調味料の問題もあるじゃない? 
オーガニックとかだけじゃなくアレルゲンフリーとかの問題もあるし・・・
他にもちょっと例に挙げるげると
菜食主義、オーガニック(化学薬品不使用の食材)もあり、アレルゲンフリーだったり、アレルギーに配慮した食のサービスがなされているお店の選択肢もある。
あとは、産地ね。マクロバイオティックで『身土不二』っていう概念があるように、生まれた土地の十二里四方の物だけを食べていれば人間はいいんだっていう考え方を尊重する立場もあるし。あと、もうちょっと突っ込んでくると輸入の物でも、『フェアトレード』とか。
『エシカル』という言葉のもあるよね。

R)
エシカル?ですか?

M)
うん、『エコロジカル』っていう言葉は結構浸透しているんだけど、『エシカル』。
倫理的ってことなんだけどね。 

R)
あー、どうゆう生産過程、流通なのかとかのですね

M)
そうそう。植民地的なやり方で作られているのではない、対等な立場での取引されて、生産者さん側にもきちんと報酬がいくという、生産者さんの側にたった考え方ね。 
あと、最近ではローフードとか。

R)
流行ってますよね! 48℃を超えない処理で料理をするという。 

M)
そう、酵素が死んでいないものを食すって事ね。
あれ、厳格に取り入れている方は、お醤油や味噌の生産段階でも熱を通さないものに徹底してこだわったりね。 

R)
へ〜〜食オタクですね!食オタク。 

M)
そういう「食」を一度経験してみると 自分の中の回路を変えるというか。  

R)
変わりますよ。本当に。
お肉を抜いていた時、すごい感覚がありましたもの。

M)
あと、白砂糖!あれを抜くと本当に冴えるね!すごかったよー

R)
一番怖いらしいんだよね・・・ えーでも私、甘い物好きだから、まだ実践していません><笑

M)
マクロバイオティック的に言うと、陰性。身体を冷やす食べ物。
私も仕事柄甘い物を差し入れに頂くんだど、甘いもの控えていたときがあったの。
久しぶりにお客様に焼き菓子を頂いたときに、頂いた物なので美味しく頂いたんですが、アイスクリームを食べているときみたいに冷たく感じたの。
甘いって感じる以前に冷たい!ってかんじたの。

R)
へ〜じゃあ、身体の感覚が鋭くなっていたんですね! 

M)
そうなの。でもあんまり鋭くなると周りと社会生活出来なくなるからねw
今はノイズや毒をいれながらっていう生活をしているんだけど。
その他には放射線の関係で『ベクレルフリー』とかね。

R)
そうですね、ここまで来るともう食べるもの無いのではないか?!と思いますよね。 




「糖」による支配


M)
最近だと、さっきは砂糖のお話をしたけど、『糖質フリー』っていうのも流行っているね。主にダイエットとして注目されている。
あれね、調べてみると結構根深い話でねー

R)
そ、そうなんですよね、糖質フリーの話題については私も実は興味が・・・
今日は田植えしてきましたけれど、お米って『糖』じゃないですか!!

M)
そうなのよね、炭水化物。  
4月の放送でも触れたけど、稲作は縄文後期に入って来たとされていて、それ以前は炭水化物をあまり摂らない食生活だったらしいんだよね。 
炭水化物が食生活の中で大きな比重を占めるようになって、実際にどういう事が起こって来たかという事を考察されている方のお話を聞いたら・・・
これは、人類史上かなり大きなエポックポイントだったと感じたの。 
つまり、炭水化物をとることによって日々の食生活の中で血糖値が増減するようになった。

R)
なるほど。

M)
炭水化物をとることによって、血糖値が上がるでしょう?そうすると、満腹感が満たされて幸せになる。初めて「満腹感」という麻薬的な幸福感を人類は知ることになったんだね。
その満腹感は、数時間経つと血糖値が下がって空腹感を感じて、中毒のように「炭水化物禁断症状」になる。

R)
炭水化物禁断症状ー!>< 

M)
だから炭水化物を取らない生活っていうのは、血糖値が増減しないから、満腹になろうが三日間何も食べなかろうが、空腹感としてはフラットな状態だった。炭水化物を取ることによって、数時間ごとに空腹感を覚えるようになった。
そのサイクルは支配者側から見ればつけ込み所だったっていう。

R)
なるほど、エサをちらつかせられてしまう側を作った。。。。

M)
確かに稲作は恩恵であった反面、それが無くなると・・・『いいかお前ら・・・空腹感で苦しむぞ〜』wwwwって

R)
その脅迫中枢が働いてしまうのか!

M)
それが今に至る支配構造と密着したドラマになっているというお話をされている方がいて・・・
それを聴いた時、私ズキーーンと来てね。

R)
深いですーーー>< 
確かに、腑に落ちる感はありますよね。
じゃあ、甘いもの好きって言う感覚って。身体的には嘘のかもしれないですね。嘘の感覚で私たちは、甘いもの好きって思っているっていう・・・

M)
食事をした後のデザートって、たいていスイーツが出てくるんだけども、あれは本来、果物で良かったみたいなの。 
身体は、ビタミンCが欲しかったんだって。甘味じゃなくて。
今みたいに豊富なデザートが無い頃は食後に出るのはフルーツで、たまたまそれが『果糖』っていう甘いものだったから『デザート=スイーツ甘いもの』になっていったらしい。 
それを聞いて、私たちは飼いならされてしまっているんだなーと。

R)
飼いならされていたとはW

M)
本当に、えぐい所着いてくるよね〜><
だからといって、糖質を抜くって・・・女性としては、女性の魅力・色気って皮下脂肪だったりするじゃない♪
ダイエットしてやせたい人にはいいかもしれないけれど、糖質を取らない=女性の丸みと引き換えという考え方も出来るから・・・そこまで女を捨てて・・・w

R)
あはは!糖質カットを突き進めるか!? 

M)
糖質カットして支配からの脱却をするか、

R)
女性としてのふくよかさ、女性性を開花させるか?!
どちらかいいかしらーー>< 

M)
えぐい選択です。

R)
・・・・ふくよか賛成です!

M)
私もそっちかなー、悪魔に少しくらい魂売ってw

R)
食べ過ぎにはご注意ください!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

#1 Tightrope / Janelle Monáe feat. Big Boi
#2 Shed Some Blood / Rhye
#3 All You Had to Say / CAPUCHIN
#4 Ease My Mind / Skrillex
#5 Storonger Than Before / Chaka Khan
#6 Rain Down / Ananda Project
  

羽ラジ

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2014/04/29

鞠つき唄は鞠が唄う

秩序がなくても平和はなり立つ


りえ)
 この間、縄文と弥生の違いは何?と聞かれたときに、縄文は秩序がない状態ですがみんなピース(平和)だった。
 猪子寿之さんという人が「秩序がなくてもピース(平和)は成り立つ」と言っていて、デジタルアートに日本の良さのようなものを流し込んでいる方なんです。猪子さんの作品て、文化伝統に愛をもってうまく作品に表現している。四季折々の当たり前の美しさを感じさせるんです。

モトカ)

 どんな作品なの?

りえ)
 大和絵や絵画を3Dに作って、一見普通の大和絵に見えるんですがそれが動くので空間に奥行きが有るんです。昔の人は世界がこう見えていたんだろうなっていう、秩序が無いように見えるんですがピースがあるという感じ。最近一番好きな人なんですよー。猪子さん格好いいなーと。というか結婚したい! (笑)


鞠つき唄は鞠が唄う


りえ)
 日本の美しさを感じる心って、儚さとか、壊れてなくなるものとか、見えない物とか、不思議な第六感で感じている物へ美しさを感じているんじゃないかなと思うんです。独特ですよね。

モトカ)
 そう言えばりえちゃん「言霊」のことをブログに書いていたでしょう?
 「音」が持つ力って私も興味があって、今日は本を持って来たの。安田登さんの『あわいの力』。能楽師さんが書いたの。能って、異界と現実の狭間の物語を描いていて、舞台の構造自体がそうなっているんだって。楽屋から能舞台までの間は橋が架かっていて、そこをわたる事が異界と現実との狭間を渡るという演出を兼ねているんだね。 

りえ)
 深いな〜。美しいですね。

モトカ)
 能には基本的に2人の演者がいて、主役の「シテ」と脇役の「ワキ」。。
 「ワキ」はたいてい旅人の設定で、物語の中で出逢う相手が「シテ」。そして「シテ」が異界をおろしてくる。「ワキ」は異界へ導くナビゲゲーター役割で、観客は「ワキ」が舞台上で体験する事を通して異界に誘われるという。

りえ)
 面白いですね! 世界感がありますよね日本の文芸には。
 『古事記』とかもそうですけど、美しさを表現するときに、あの世とのこの世を行き来するという設定が深みを出してているんでしょうか。

モトカ)
 「ワキ」はね、「何か欠落を抱えて人生を漂泊する人」なんだって。
 欠落感が有るから恋いこがれる。欠落状態があるから埋めようとする。「物乞い」「雨乞い」と「恋」は同じルーツなんだね。

りえ)
 あははは 深いですね本当に!

モトカ)
 でね、「音」の話なんだけどさ。音楽の3要素ってあるでしょ?「メロディー」と「和音」と『リズム」。それについてこんな事が書いてあったの。

西洋音楽がリズムとメロディで成り立っているように、
能は拍子と節で成り立っています。
リズムというのは、今の時点で存在しない未来をあらかじめ決めてしまうことです。
対して、「今」を刻むのが拍子です。
メロディが絶対的なら、節は相対的。
鞠つき歌の本来の姿は、鞠の弾みに合わせて歌を歌うことです。
鞠つき歌をどう歌うかは、鞠が決めているのです。(『あわいの力』安田登)

 リズムって、テンポが決まると次の発音のタイミングが自動的に決まるでしょ。つまり、最初の音がでたら、まだ存在しない次の未来を決めてしまう。それに対して日本の「拍子」って、あくまで今を刻むんだって。
 鞠つき唄ってあるでしょう? それは、鞠の弾みに合わせて歌を唄うこと。 

りえ)
 なるほど〜!
 なんかそれすごい異界な感じですね。むこうから誘われている感じしますね!「今、ここ」なんですね、ニッポンの表現は常に。


モトカ)
 ということは、ちょっと拡大解釈なのかもしれないけれど、もしかしたら日本人は「未来」ということをあまり考えていないのかも知れないね。いい意味で「成り行き」というか。

りえ)
 出たとこ勝負が得意なんでしょうかね?(笑)


モトカ)
 そうんなんだと思うの。
 私たちの日本の文化、精神性において「未来」っていう概念が無いとしたら、これすごいことなんだけどね、「恐怖」っていうのを持たないことになるんだよね。 あるいは、壊れることまで丸ごと受け入れているというか、そういうタイム感覚ってぶっ飛んでるよね。

りえ)
 ぶっ飛んでますね、優雅とも言いがたいなぁ〜ちょっと超越していますよね。時間の概念が。




「いのち」は息、「こころ」は音


モトカ)
 「いのち」という言葉もね、「息の精」から来てるらしい。息(いき)の霊(ち)。
 おろち/大蛇。いかづち/雷。血。乳。「ち」は「蠢く霊力」や「強い霊性」を表すんだって。

りえ)
 素敵な意味合いですね! 

モトカ)
 ハワイの「アロハ」も、「ハ」は「息」のことなんだってね。日本の文化と同じ匂いがする。

りえ)
 そうですね、言葉に思いを込めている。

モトカ)
 鞠つき歌もそうだけど、身体の感覚ってその時々のリアルタイムな感覚。「こころ」っていう言葉も心臓の鼓動音が語源だと言われてる。「ココロ、ココロ、ココロ」って。
 心臓の鼓動は3拍子なんだね。「トクトクトク」じゃなくて「トクン、トクン」。だからね、馬にしろ四つ足なのに3拍子で走るでしょ?「パカパカパカ」じゃなくて「パカラ、パカラ」って。

りえ)
 そうか!なんか心地いいですよね、3拍子の音楽。

モトカ)
 だから今の8beatや16beatの音楽って、もともと持ってるビートと違うから覚醒するらしいんだよね。

りえ)
 確かに! 

モトカ)
 それでね、身体はそういう時々の感覚をリアルタイムに感じるのに対して、心の作用、喜怒哀楽とか感情を含めて、それは時間が生んだ。だから心と身体を行き来するっていうのは、能が異界を行き来するのと同じような出来事なんだね。
 身体への意識が薄くなると、肌への意識も薄くなる。形有る物としての自分の輪郭が曖昧になるんだね。その輪郭を取り戻して再確認するのにもっともふさわしいのが、要するにSEXだということなんだね。

りえ)
 う〜〜ん!なるほど〜。

モトカ)
 それで先週の話を戻してくると、そういった異界と異界を繋げるっていうことをあえて儀式的に繋げていくっていうのが「巫女」だっていう話に繋がって来る。
 一方で、その異界との曖昧な境界との繋がりに最もなじまないのが「文字」なんだって。確かに文字にすることによって輪郭はハッキリするんだけど、多次元的な意味合いを限定してしまう。そういう意味で「言霊」っていうのは呪術的な力がでるという話なんだね。言葉として、文字ではなくて音の側面。

りえ)
 日本の美しい詩や童謡とかって、音を大事にしていますものね。

モトカ)

 私たち羽ラジで、言葉の巫女的な、シャーマン的なことができるかしら?
 皆さんだまされて下さい♪
りえ)
 大丈夫です、十分だませますよ、私たちなら。(笑)
  



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

#1 Crave You / Flight Facilities feat. Giselle
#2 Let's Live Forever, Love / Roman Andrén
#3 Anohito (He) / Lemongrass
#4 Ribbon In The Sky / Soul Bossa Trio
#5 ふつうの唄 / 山根麻衣

羽ラジ

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2014/04/22

男根力と母系社会



前回に引き続いて、縄文の郷からのレポートです。
縄文晩期の土偶が出土した里山「ブルーベリーガーデン旭」小宮真一郎さんにお話を伺って参りました。 












蛇信仰

___「蛇信仰」のことをお伺いできますか?

 蛇は1日かけて交尾をするそうなんです。両性、陰と陽、男女の和合、性の強さへの憧れを人々が持ちました。尊敬から来る蛇への信仰というんでしょうか。縄文の性というのは全く今と違う要素を沢山持っていたと思うんですね。
 土器は蛇がモチーフになっているんです。


___日本の文化をちょっと掘り下げてみると、蛇がメタファー(暗喩)になっているものが多いですね。
 例えば伊勢神宮外宮の宇賀神の形状はとぐろを巻いた蛇。お茶の「茶(ちゃ)」は「蛇(じゃ)」であるという説もあって、茶室の躙り口(にじりぐち)を躙り入る様は蛇の姿を模したものだとか。


 奈良の三輪神社も山の蛇がとぐろを巻いたものだということですし、浅野神社も諏訪大社なんかもそうでうすね、やっぱり縄文から続くような古い神社などでは蛇に対する信仰が非常に残っています。
 要するに、弥生の稲作や渡来系文化ではなく縄文からの伝統だと私は感じています。 


___この山田村には蛇はでますか?

 ヤマカガシとシマヘビは出るんですけどマムシは見たことないですね。蛇はよく見ると可愛いもので、よく小さい頃は首に巻いてました。今思うと蛇に対する思いが元々あったということですね。やはり縄文のDNAがそうさせたのかも知れませんね。(笑)
 蛇は男女の関係の象徴と言いました。男は男らしく、女性は女性らしく、おそらく男性は女性を徹底的に愛したんだと思いますね。そういう性文化があったんじゃないかなと思います。


___もともと日本の性文化はおおらかだったと聞きます。

 ですよね。
 田舎の風習を遡ると、夜這いだったり盆踊りなんかは、もともとは乱交に繋がるものだったとありますしね。 

___そういう性文化はかなり近年まで残っていたようですね。

 農村では男根が神社に飾られていたりしますから、縄文のそういう部分を残していたと思うんですよね。やはり土器に描かれている蛇とか、縄文の欠かせない大きなキーワードだと痛切に感じます。
 蛇に対する憧れ、目合ひ(まぐわい)も含めて生命力の強さ、それに対する畏敬の念があったと思いますね。 




男根力と母系社会

___ちょっと今「縄文」ということがややブームに流れて一人歩きししまっているように感じています。

 う〜ん、ちょっと表面的というかね。
 でもそれはそれで、いいと思うんです。例えばどんぐり食を普及したり、戦さがなかった縄文時代はどんな精神構造だったか、もっとあまり表に出されないものを理解していくとさらに深みが出てできますね。
 ただ、今の一般常識からはあまりにかけ離れていて想像できない世界のような気がするんですよ。全身男根みたいな人は日本中にはあまりいないですしね。(笑)


___色気が溢れる方だったんですね、縄文の人は。

 そうですね、男性的色気と言いますか。蛇信仰に繋がるような、男性的な男根力。その男性が一人いれば、女性10人が幸せになってしまうぐらいの男性力。男は男らしくあった時代。反面、女性は母性。土偶はほとんど女性の母性を表した作品が多い。
 だから現代の人々とはもう相当かけ離れてしまって想像が難しくなって来ているのかな。でも今若い人たちが縄文の価値観とかに気付きはじめてムーブメントと言いますか、この先どうなって行くのか分からない日本に縄文の価値観を取り入れて、新しい形で提案して行くという。それが私の周りでもいくつもありまして、それはやっぱりすばらしいことだなと思いますね。


___「男性性」ということがネガティブに受け止められてしまうことの一つが、やっぱり「争い」なんだろうと思います。「縄文的男性性」ってどんなもだったのでしょう? 

 それは、すばらしい視点だと思います。男性性の概念、ベクトル、視点が違っているんですよね。
 今の男性性というのは、権力とか名誉とか地位。縄文の男性性というのは、全身男根。戦さというよりも、女性を愛し自然を愛し、母性のようなものも含まれていた。女性と男性が愛し合っていれば、世の中戦さは起こらないと思います。
 そこまで含めて「男根力」というのを縄文のテーマとして皆様に提案したいと思っています。


___コミュニティーのあり方も「母系社会」だったことが大きいと思います。一妻多夫制で「家」という概念が無かったのでしょうね。子供が生まれても「うちの子」という概念が全く無かったように思います。

 そうですね。子供が生まれたら村全体で育てるとか。非常に感性に正直と言いますか。さっきの「情熱」の話とも繋がると思うんですが、今とは違う母系社会があった。
 若い男女が親になって育てるよりも、長老とか年配者にはいろんな知識も経験もあるのでそういう人に育ててもらった方が良いという、共通認識のようなものが村として共同体としてあったような気がするんですよね。子供は自分だけの責任ではない、村がしっかり育て上げようという考え方ですね。 


___「村」という言葉が出ましたが、「村」というコミュニティーのあり方は縄文的だと思われますか?
 何が言いたいのかというと、縄文的精神性を研究していくと、コミュニティーということ以前に一人一人がダイレクトに宇宙と繋がっているという精神性があった。つまり「縄文」は個人主義だった。

 そうですね。個人個人が主役であり、直接宇宙と繋がるような壮大なスケール感の中で生きていたと思います。その集合体が「村」であった。今のような「組織」ではなく、一人一人が尊厳なる宇宙を内包する存在で、活き活きと自分を瞬間的に生きながら集っているという空間。上下関係が無かった。
 ただ、長老とか経験がある人は尊敬されていたと思うんですよね。シャーマンであるとか。そういう人たちは一目置かれていたと思いますけど、「権威」ではなて「尊敬」という、そんな「村」の形だったんじゃないかな。
 だから、今の日本社会ではあまり個性を出すのがよろしくないような風潮ありますけれど、縄文の村はそうではなかったと思うんですね。それぞれ得意なことをやりきっていた。そこに豊かな性文化もあり、自然に対する畏敬の念もあり、激しい情熱もあったり。そんな時代だったんじゃないかと思うんです。 



遊女の母性

___縄文時代は今よりも人口が少なくて、つまり人類が成長局面にあったということですよね。だから性に対してのおおらかさも、そうでなければ成長できなかったのでしょうね。そうしてみると、今の現代社会は肥大し過ぎているように感じます。

 そうですよね。人口もこれだけ多くなってますし、自然を破壊しながら人が住む空間を作り出す必要性もあります。


___現代においては、そんな縄文の良さをどう取り入れて行ったらいいんでしょう?

 価値観を全く元に戻すというのは今の常識とかけ離れてしまっています。その中で、より良い接点、落ち着く場所というのがどこかにあるはずだと思うんです。
 今、男女共同参画とか平等とかいわれる中で、やはり男性は男性で女性は女性で輝いていた良い部分を参考にしながら、今に活かすことがこれからの課題でしょうね。今の社会は女性が進出して、それは良いんですけれど、女性性を殺しての進出が多々見られるような気がします。


___そうですよね。今の社会では男女の性差が無い方が経済的な要求を満たしますし、成果を得るためにはそうせざるを得ない状況になっています。

 世の中の戦争、戦乱が未だに終らないというのは、成果がないということじゃないかと思いますけどね。
 やっぱり女性は子宮を持っていて、自然の声をより聞く能力がある。縄文の男性は、女性の巫女性や感受性を理解し尊敬して敬っていたと思うんですね。
 卑弥呼の時代もそうですけど、卑弥呼は巫女的な仕事をして実際の政治活動は周りの男性が執り行って、卑弥呼は神託とか自然からの声を聞く状態を保つのが男性の役目だった。琉球国もそうです。国王が女性の巫女性を尊敬し、その声を聞きながら国の政治をやっていた。縄文ではそれが普通で主流だったんです。 


___「縄文」が今あらためて注目されてるというのは、そういう部分が大きいのでしょうね。

 私はそう思います。 
 「戦さが何故なかったのか?」と先ずみなさん言われますが、そこで男女の性文化まで見ない方が多いんです。男女の関わり合い、性文化は非常に大きいと思います。日本が引き継いでいる伝統文化のように私は感じています。
 女性らしさとは「巫女」であり、遊女的な部分だと思うんです。


___「遊女」とはどういうことでしょう?

 「遊女」というのはね、今の価値観で言うと色んな男性を相手にするという、ちょっと虐げられた差別のように思われがちなんですが、非常に母性が強い「観音様」というものと隣り合わせだと思うんです。
 私は遊郭には行ったことがないのですが、自分の好みではない男性さえも懐に抱けるというのはやはり「母性」ではないかと思うんですね。それにはもちろんお金というものがつきまとっては来るんでしょうけど。
 『古事記』の国譲りの時にも、征服してくる人々を最前戦で受け止めていたのは巫女や遊女達であったとあります。男同士の、攻めて来る側、受け止める側ということではやはりいざこざが起こる中で、受け入れる側の最前線に女性がいて交わっていくというのは深い意味があると感じます。
 実際、国王が神殿にいる巫女と交わることで自分では得られない情報を得ていたと聞きます。そういう文化があったようです。今は「巫女」というと、神社で純潔の人が白装束でというそんなイメージがありますけれど、縄文や昔を遡っていきますと「巫女」と「遊女」は非常に共通性がある。国譲りの時の「巫女」と「遊女」は大きな要素を担っていたと考えられます。


___「男性性と女性性」とは、言い換えれば「包容力と受容力」なのでしょうか?

 良い言葉ですね。そういうことかも知れませんね。世界が宇宙的な要素で、陰と陽が和合するということが全て潤滑に回るポイントだと思うんです。
 だから「縄文」のデーマとして、やっぱり男女の和合を掘り下げた所に戦さが無かった理由などが的確に掴めるんじゃないのか思います。男女が幸せに暮らした結果に、戦さがなかった。お互いが充足すれば戦さは起きないですからね。
 今の常識と価値観の中で、そこをどういうバランスで参考にしながら構築していくのかがこれからの社会のデーマじゃないでしょうか。戻る訳にはいかないですからね。


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  #1 All Things Must Pass / 中納良恵+星野 源
#2 Feel Like Making Love / Kyrsten
#3 Lovers Rock / Sade
#4 Everybody Had a Hard Year / März
#5 黄土高原 / 坂本龍一
#6 ロビンソン / Cifa
#7 Upswing / Flakjakt
#8 Lady of the Sunshine / Lady of the Sunshine

羽ラジ

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りえ)
 蛇信仰の話から、遊女や巫女のことに繋がって行くんですねー。

モトカ)
 男女の根源的な部分の話だよね。
 セクシャリティやジェンダーのあり方は、今とは違ってそのまま社会のあり方に直結していたってことだよね。

りえ)
 陰と陽がありのままだったということですね。

モトカ)
 陰と陽って言えば「知識」と「知恵」ってまさに男性性と女性性の関係だと思うの。
 字で書くと「識る」と「恵み」の違いなんだけど。

りえ)
「知識」は持っていないものを取り入れるという感じ、
「知恵」はもともと持っているものという感じがします。

モトカ)
 うん、「知恵」は授かり物なんだろうね。
 でもそれはともすると非科学的な扱いをされたりする。気まぐれで捉えどころの無い有機体、みたいな。
 だからその曖昧さを飼い馴らす必要がある。分析して、解析して、合理的に体系づけて、管理して、それでようやく 「知恵」は「知識」に変換される。

りえ)
 なるほど。
「知識」ってたしかに「知恵」よりも科学的な気がします。

モトカ)
 そうだよね。科学の恩恵ってそういうことなんだと思う。
 「知恵」は「知識」へ変換されると扱いやすくなる。
 誰にでも分かりやすく、素早く、間違いなく伝えることができるようになるから、 地球上の津々浦々にまでもれなく届けられて、そこで再生産される。
 それって植物がタネを作って風に乗せて飛ばすのと似てると思わない?

りえ)
 あー、知識はタネ、ってことですか?

モトカ)
 うん。
 この世界のあらゆる森羅万象を情報として整理整頓して遠くまで運んでも壊れないような形に落とし込むっていう作業は、まさに男性が自分のDNAをタネに宿すのと同じだよね。

りえ)
 そう考えると、タネを作るって大事な作業ですよねー。

モトカ)
 うん。
 一方で、そのタネを土に還して花を開かせる作業も大切だよね。

りえ)
 それが「知恵」ってことですね!

モトカ)
 うん。まさに女性性の側面だと思わない?
 知識と知恵、男性性と女性性、両方があって一つの環になる。それで命は巡って行くんだよね。

りえ)
 陰と陽、両方が大事ですね。

モトカ)
 うん。どっちも欠けちゃいけないよね。