2014/08/26

感情のレッスン

モトカです。
今週はリエンヌが夏休み。
真鶴「風にかえるアトリエ」に創作ジュエリー作家の伊東知子さんを訪ねました。



螺旋スピリチュアル

モトカ
 前身のSoulBeautyから7年ぶりのトークセッションになります。いろいろありましたけど、7を越えて8へ向かうというのはちょうど1周して次のスパイラルに向かうような感じがしています。
 流行を語るときは、時代をリードするのは半歩先がちょうど良いと言うんです。1歩先だとアバンギャルドで過激に映るし、2歩先だと視界から消えて意味が分からない。そして3歩先だと1周廻って時代遅れに見える、というような。

知子
 あー、そうかも知れないですね。
 SoulBeautyの文章を今読んでも同じようなことを考えているし、でもあれを作っている時はそういうことを言っている人があまりいなかった。

モトカ
 もともとはラジオの前にタウン誌のコラム企画だったんですよね。「美について、日々の仕事での気づきなどを通してスピリチュアルな視点で見つめ直して綴ろうとする実験的な企画」というコンセプトでした。
 「スピリチュアル」という言葉がまだ新鮮でしたよね。

知子
 新鮮と言うよりは「何言ってるの?!」という雰囲気で、「スピリチュアル」ということを言うことが気恥ずかしく感じる時代だった気がする。

モトカ
 私、今は逆の意味で気恥ずかしいんですけど(笑)

知子
 分かる分かる(笑)。
 いわゆる「スピリチュアル」と言われるモノの、ちょっと変質と言うかやり過ぎとか誤解があったり、いろんなバージョンが生まれたりして、だからその言葉を使わないで別の表現で言おうとしたりとか。それくらい時代が変わったかも知れない。



まだ もどかしい


モトカ
 ホントに7年って一時代ですね。311もあって地獄の釜が開いてしまったし。
 あの時も何か仕掛けようかと相談したりしましたよね。

知子
 そう。で、何でやらなかったんだっけ?

モトカ
 あの時は「プロ」の出番だと私は思ったの。

知子
 あー、そんなこと言ってたね。自分の日々の仕事を、って。

モトカ
 うん。
 ああいう危機的な状況で、希望も見えて来ないような時に何をするか迫られた時に、そこで今更のようにジブンサガシをして改めて悶え苦しむのではなくて、「いや待てよ」っと思ったのよね。ずっとずっと取り組んで来た仕事じゃないか、って。状況は変わってしまったけれど、自分に与えられている仕事は何が起ころうと変わらないんだと思って、それで取って付けたような企画じゃなくて地に足を着けることを選んだ。
 でも、淡々としながら悶々としていた。もどかしくて。

知子
 そうね。やっぱり自分と向き合わないと作品も出来ないし、出来ることというのは自分の日々の仕事である訳だから。危機が起きた時にどういう心理になって、それをどう越えて行くかということは当時ブログで発信していた気がする。
 あの直後って言葉がすごく難しかった。それくらい日本中がデリケートになってたんだよね。で、それはまだ続いてる。



2から始まる


モトカ
 以前「数字」のワークショップをなさってましたね。どういう内容だったんですか?

知子
 例えば水晶が6面体だったり、そこに3角形の刻印が浮き出て来たり、クリスタルと数字って結構リンクしているんです。
 「数秘学」って奥深い学問なんだけど、それよりも日本人として四季があってそれは「4」だったり、パートナーシップは二人だから「2」だったりとか、自分たちに身近な所でどういう風に数字を意識しているのかを思い出しましょう、という教室でした。

モトカ
 「数」の概念は「2」から始まったということを本で読んだことがあります。「1」は「2」の片割れである、と。

知子
 あ。それは女性から命が生まれるから、順番という方向性のあるものにすると「1」から数えるのかも知れないけど、ふたつのモノからいろいろ生まれたのかもね。「2」から「3」、「2」から「1」って。
 「統合」の発想かも知れない。たとえば一人の人間に女性性と男性性の二つがあって、そのバランスが取れる所に成功があるっていう言い方をするんだけど、自分のバランスが取れていると相手とのバランスも取れるようになる。
 だから多分、究極は「2」っていう感覚を持って生まれてるんだけど、何らかの要因でバランス取れていない状態になるんだよね。で、それをバランス取って行くことが「成長」なんじゃないかなぁ。

モトカ
 そして「3」「4」と増えて行くと、、?

知子
 どうなんだろう。立体になって行くのかなぁ。

モトカ
 ネイティブの文化だとせいぜい「6」くらいまで数えればあとは「たくさん」って。(笑)
 意味のある「数字」っていくつまでなんだろうね?

知子
 「2」を実現するだけでやっとやっと。心理学で言うと「1」が依存期、「2」が自立期、「3」が相互協力期という言い方をするから、それでまた螺旋で廻って行く。
 でもまだ地球は依存期なんだと思う。世界を見ると、大きな国に弱い国が頼って、とか。だから「2」を実現すると、戦争は「戦い」っていう形ではなくなってくると思う。



悲しさに気づかない


モトカ
 そう言えば7年前も「戦い」の話になりましたね。

知子
 そうだっけ?忘れちゃった。(笑)

モトカ
 その時は「感情」の話でした。「怒り」の向こう側には「悲しみ」があるから怒る練習をした方が良い、って。
 その後、私なりに積極的に「怒り」と向き合うように努めてきたんだけど、怒ることって難しい。上手に怒れない。

知子
 うーん。「怒り」って本当に難しくって、怒りのムコウという表現をしたかどうか、「悲しみ」を隠す方法が「怒り」。
 何か出来事があってすごく悲しかった時に、その悲しみを伝える方法もあったんだけどその悲しみと繋がることがヘビーだった、というようなことなんだと思うんだよね。そのために「悲しみ」の回路を使うのではなくて、「怒る」という表現を択んだ。悲しくて泣くよりも、相手を叩きのめしてしまえ、と。
 そこが「怒り」が「戦い」になるっていうことなんだけど、本当に伝えたいことは「今のあなたの態度や出来事が私にとってもの凄く悲しい」という表現。
 いろんな社会の事件に対しても、みんないろんな所で怒るよね。Facebookとかで簡単に発信できるし。その時に「怒り」を使うけど、本当は「悲しい」という表現なんだよね。みんなの「怒り」は真実なんだけど、もっと深い潜在意識の部分では「悲しみ」。

モトカ
 そうか。その「悲しさ」に私たちは気づいていない?

知子
 うん。
 自分が悲しいっていうことは、その事実を自分が択んでますっていうことなんだよね。ということは、他の事実を選択し直せば良い。「怒り」にアクセスするなら「私の択んでいる事実を明日も感じたいのかな?」って。もし感じたくないなら、違うものを択んで行こうって自分が変われる。その作業は潜在意識と繋がる必要もあるけど、自分が事実を変えられるっていう強い意識的な行動だよね。
 それを私たちは教育で教えてもらってないので、なかなかそれは難しい。「人前で怒ってはいけません」ていう文化になってるでしょ?それは「潜在意識と繋がってはいけません」って言われてるってことなんだよね。

モトカ
 なるほど。



怒りを赦せるか


知子
 だから「怒り」自身も混乱してパニックになるし、まして「怒り」の下にある「悲しみ」に繫がれない。自分の中にあるものなんだけどね。
 人間のすごく深い、この世に生まれてきて生きていることに悲しみを持つとかっていう部分って、そういうものを日々感じていると生きて行けないから、たいてい自分の意識からは外すよね。そうするとだんだん離れて行って繫がれなくなって、「怒り」の回路だけが発達するんだよね。怒り体質というか、キレやすくなる。そしてどんどん「被害者」を選択するようになって行っちゃうんだよね。
 原発の問題にしても、どうしても一個人では変えられない問題ってあるじゃない?被害者というか受け身の立場になってしまう。

モトカ
 「怒り」は「怒り」を呼ぶものね。

知子
 呼ぶ呼ぶ。怒っている人同士で共鳴しやすい。
 一種の炎だよね、「怒り」は火のエネルギーだから。一人一人は小さな炎でも、まさしく「炎上」する。

モトカ
 笑い飛ばせたら「怒り」も成仏できるかな?

知子
 そうだね。(笑)
 「怒り」への対処って私はちょっと変わってきていて、前はダイレクトに「悲しみ」にアクセスすることの方が大事かなと思っていたけど、「怒り」は「怒り」でちゃんと感じる、階段は一つづつしか下りれないっていうことを実感している。人に表現するかっていうのとは別に、「怒り」を感じることを自分に許してしっかり味わうことは大事だなぁと思う。
 無意識層のエネルギーって感じないと無くならないんだよね。「悲しみ」の方が潜在意識では深いからそっちへ行けば良いと思っていたけど、それが私にとって「怒り」をストックする一つの理由になっていたんだと思う。「コントロール」って、心の中で「怒り」の置き場所を変えるだけかも知れない。感じて手放せば、「怒り」はそこで消えて行く。


モトカ
 場所を移しただけじゃぁカラダに悪いよね。(笑)

知子
 カラダ冷やしたりして行くんじゃないかな。
 それでまた怒ってしまったとか、怒っている自分に苛つくとか、そうすると自分のことを好きになれないよね。幸せでいる方法って、やっぱり自分を好きになることかなって思う。どんな感情を持っていても、それを自分で許して行く。それしか幸せでいられないような気がする。



戦いを択んでいる


モトカ
 まぁねぇー。自分のことがいちばん厄介だよね。(笑)
 でも「怒り」に限って言えば、許せない何かがあるから怒る訳で、それは自分の手の届かないことだったりもする。原発のこと、政治や経済のこと、基地のこと、等々。そういうやり場のない怒りはどうしたら良いかしら?
 やっぱりコブシ振り上げてデモしますか?

知子
 それも一つの方法だし、間違ってないと思うんだけど、それは「戦い」を択んでるんだよね。ダースベイダーだよね。(笑)言っていることは正しいかも知れないんだけど、結局ね、自分が戦いの化身になる。
 ウチの父は平和を闘争的に訴えてたんだけど(笑)、怒って表現することは平和を乱してるでしょ?本当に平和を択ぶのなら、自分の心を先ず平和にって思う。

モトカ
 「怒り」を表明している人自身は、陶酔感に浸っているのかも。

知子
 あー。それはあるかもね。カッコイイよね。(笑)
 格闘家とかスポーツ選手も、ほっぺ叩いて自分を鼓舞するじゃない。ああいうスポーツとかの表現なら平和なんだけど、憎むとかの感情に発展すると平和からは遠ざかる。

モトカ
 火が火を呼ぶということが罠ですよね。

知子
 そうだね。巻き込んで大きくなりやすい。
 今悲惨なニュースが多いから落ち込むことも簡単だし怒ることも簡単で、自分の平和の泉をキープすることは大変なんだけど、そこからズレないようにするっていうのが私の選択かな。

モトカ
 メソッドはありますか?

知子
 感じること。感情を深く感じられる人と一緒にいると、感情の深くに入って行かれる。

モトカ
 いやぁ、ますます「怒り」が難しくなってきた。(笑)

知子
 うーん。みんな困ってるんじゃない?
 
モトカ
 もしくは「不感症」になって暮らすしかない。

知子
 うんうん。そうだね。
 「怒り」は自己攻撃なんだよ。自分の一部が他の部分に対して、ずっと攻撃してるってこと。それが他者に投影されているだけ。

トカ
 なるほど。
 ということは、たとえば社会に対しての「怒り」っていうのは自分自身のもどかしさへの怒り?

知子
 元々はそう。でもそういう風には感じないから、外へ向かって投影されている。
 それは全部、自己攻撃。


 [伊東 知子 さん / プロフィール] 
神奈川県真鶴町『風にかえるアトリエ』にて、「目には見えないけど つながってる」をテーマにインスピレーション発信中。 

作品づくりの傍ら、各地で作品展を開催。創造的インスピレーションを活かして、アートワークセッションやヒーリングセッションも行う。
    (1965年) 信州・北アルプスの麓で生まれ育つ
    (1986年) アマチュア劇団入団。みんなでひとつのものを創り上げる喜びを知る
    (1990年~) インドへ渡り、染織を学ぶ
    (1994年) 文化庁芸術研修生として舞台衣裳を学び、舞台衣裳家として独立
    (1997年) 天然石や自然素材に魅了され、創作ジュエリーをつくり始める
     ビジョン心理学と出会い、「アート・ワークショップ」をライフワークとしてスタート
    (2001年) 神奈川県真鶴町に、『風にかえるアトリエ』オープン 

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  #1 I Can See Clearly Now / Holly Cole Trio
#2 What the World Needs Now / Valerie Joyce
#3 Little Wing / choro azul
#4 I Want To Be There / Marcus Miller
#5 Crossroads / Calm

羽ラジ

2014/08/19

ツキない月の話。



月の星座


R)
 先週に引き続いて、「月」にちなんだお話を。
 昔の人が線と線で色んな星を形どったように、占星術的にモトカさんを切り刻んでみようと想っています! 

M)
 お手柔らかに・・・

R)
 星座って、点と点を線で繋いで形を立ち上らせて、そこに神話を添えて意味付けをしている。理論付けとも言うのかな、ロジックにして考えていってるんです。そのロジックの組み合わせ術を占星術として一人の人間を読み取っていくんです。
 「占星術または占星学(せんせいがく)は、太陽系内の太陽・月・惑星・小惑星などの天体の位置や動きなどと人間・社会のあり方を経験的に結びつけた理論」。
 
M)
 なるほど、統計学をアナロジーで組み上げた感じね。

R)
 うんうん、そういう視点が面白くて。ま、情報が多すぎるので、前回の放送に合わせて「月」を共通項にして行こうと思います。
 モトカさん、このあいだ新月の近く生まれているって言っていましたよね?

M)
 そうそう!調べたら新月から2日目に生まれたそうです、わたし。

R)
 ロリー・リード『月の魔法』によれば、月の星座が有るんですね。その月という星が28〜9日周期で変わる「相」、月の移ろいのバロメーターをフェイズで観ていくんです。モトカさんは新月・朔の日の相に生まれています。
 「この相に生まれた人は、子どものように純粋な好奇心と、驚きを人生に抱きます。オープンで感情をはっきり表に現し、発想や黄道が自然です。 その賢く明るい性格によりとても積極的に物事に取り組むことが出来ます」 
 「あなたの良さが発揮されるのは、新しいアイデアを生んだり、新規のプロジェクトを始動させたり、結果に期待している時です。あなたは熱心なために、てきぱきと、猛然に仕事をこなします。それ故にゴールに着く前に疲れ果ててしまうこともよく有る」

M)
 いやー、こないだも人に言われたんだけど、私よく人を置き去りにしている事があるんだってww

R)
 なるほど、猛然と進むって書いてあるしねww  ちょっとリンクしましたね。 
 さて、欠点もあります。ニュームーンフェーズの方々の欠点ね。 
 「物事を自己中心的に捉えてしまう所が有る」

M)
 ぐさ・・・

R)
 ぐさw  いてててて・・・
 「ですが、あなたは比較的若い時に成功し、注目されていたでしょう。そのとき感じたポジティブな経験をどうやって持続し、残りの人生を生きるのかを学んでいくのかがニュームーンフェーズの方々」

M)
 ふーんなるほどね!  

R)
 こんな読み解き方もあるよ、ということで♪
 ちなみに私はというと、満月よりもちょっと前に生まれていたので「ギバウス」フェーズに分類されるんですって。
 「穏やかな雰囲気で面倒見がよく、前向きな性格で、人をたすけたいという抑えがたい欲求を持っています。これが意識的にせよ、無意識的にせよあなたの使命になる事があります。熱心な想いに盲目的に引きずられ、イデオロギーを無視してしまわないように気をつけて下さい!障害を乗り越えて持続すれば、結果が見えれば、満足感とともに悟りが得られるでしょう・・・あなたの努力が認められるのは、中年期です」
 なんすか、この落ち!

M)
 大器晩成型でいいじゃない! 
 私は、どっちかっていうともう終ってますっていう・・・ww



地図と習慣


M)
 『月の魔法』によると、私は月の星座が牡羊座で「心をワクワクさせてくれ刺激が絶え間なくあることが必要だ」って書いてあったの。
 それで思ったんだけど、私ときどき煮詰まったりした時に習慣を変えることを心掛けているの。通勤の道を変えるとか、普段は車だけどわざとバスにしてみるとか。いつもの角とは違う所を曲がってみたり。わざと意図的に変えてみるの。
 それをね、1週間続けると頭の中の何かの回路が変わるんだよね。 

R)
 思考が習慣から生まれているってことだよね。 

M)
 そうそう。行動の地図が変わると脳の地図も変わって、発想の廻り方が変わるんだよね。

R)
 それって多いに有ると思う!
 占星術や占いも、一つの凝り固まっている価値観だったり視野を別の視点から見るってことなんだよね。それによって、あたらしい思考の回路を開かせる。そう言う役目が有るんだと思うんです。
 占いは当たるのが目的なんじゃなくて、その人にとって意味のある共通項、共時性、シンクロニシティを与えるっていうことが目的なんですよね。
 新しい発想を与えるという目的は、基本的にあるとおもうんですね。なんだか羽ラジみたいですよね!  

M)
 うんうん、まさに!

R)
 こういう感じで、表面的には見えない人物像を読み取るツールとして感情を自分でコントロールする一つの方法になればって思います。 
 自分の感情を見ていくことが習慣になっていくと、自分に自信をもったり、自分を認められるんだと思うんです。



『セーラームーン』

R)
 小学生の時に女の子の間で一番流行っていたアニメって『美少女戦士セーラームーン』なんですよ。月に変わってお仕置きされちゃう。当時の女の子たちって、セーラームーンを通して惑星の事ことを楽しく勉強していたはずなんです。かなり象徴を読み取っていたんですよ。 
 月はお母さの象徴、「母性」なんです。セーラームーンの主人公ウサギちゃんは、結構ドジっこちゃんなんですがだんだん、戦士として活躍してくなかですごい母性溢れる女性になっていくんですよ。
 他の戦士に、セーラーマーズちゃん、マーキュリーちゃんがいます。マーズちゃんは火星の戦士なんで火を操るんです。
 だから1980年代に生まれている子ども達は星の申し子なんです。

M)
 そうゆうキャラ設定だったんだね。

R)
 月は、お母さんの象徴。0〜7歳くらいまで、潜在意識の中に蓄えられる無意識の自分を表します。そのころお母さんがどうゆう風に接してくれていたかが、人生の中でも大きく左右する意識を作るんですよ。 

M)
 それが月の作用と、リンクするんだー。0〜7歳ってことは、本当に原体験だね。
 つまり、地球にとっても原体験となる何かを与えてくれているんだね。まさにサーカディアンリズムも月が有ればこそだものね。

R)
 月は、地球のお母さんって見方が出来るとおもいます。
 月は地球の双子説っていうのも先週お話したと思うんですけれど、どちらかというと包み込むお母さん像。

M)
 なるほどねー、双子説、母親説どっちにしたってパートナーであることには変わりないね 
 パートナーってさ、その時々で役割をかえるよね。有るときは兄妹、先輩後輩、母であり、妻であり・・・みたいな感じなのかな。毎日違う顔をしてるし、月は。

R)
 あと、もう一つ月には象徴があって、気分とか感情のパターンっていうのかな。そういうのも月によって 影響を受けている。
 よく満月の日って事故が多いとかもいわれますよね。生と死にもかなり関わりがある。珊瑚礁の出産とか。

M)
 なんかさ、じーーーーと黙って地球の事を見ているよね、月って。
 鏡の存在でもあるんだろうなーー。見透かされている感があるもんね。 

R)
 見透かされてる・・・w 

M)
 そうそう、月にウサギさんがいるでしょう? あれ、一匹しかいないから月が満ち欠けするんだって。
 お餅つきして、ついたお餅を食べるでしょう?でも一人だから、ついて食べての繰り返しだから満ち欠けするのよ。もしウサギがもう一匹いたら、一匹が食べている間にもう一匹がつくからずっと満月。 

R)
 あははは、そっかー

M)
 口からでまかせですw 


ずっと傍にいる


R) 
 エーット、ずっと月の話してますけど。

M)
 話がツキないってことでw

R)
 そうかw ツキないねー。
 私ちょっと前に心理学の勉強をしていて、カウンセラーとしてもお仕事させていただいたことも有るんです。その時、いろいろなお話を聞いていく中で、小さかった時に得られなかったこと、満足できなかった感覚や気持ち、そういうのが尾を引いている人っていうのが結構いるんですよね。 
 そんな時に、昔どうしても聴きたかったのに聴けなかったメッセージだったり、得られなかった満足感を補填するメッセージ集があって、それをお伝えして月の話をツキさせようかとw
 月はお母さん像っていう話とリンクして、お母さんに言ってもらいたかった言葉。
 「あなたをそのまま、受け入れるよ」「大丈夫、そばにいるよ」
 このメッセージを読むと癒される方が結構いるんですよー。

M)
 なるほどねーー。
 見守る力って偉大だよね。一人じゃないって言葉がどれだけ勇気を与えてくれることか。 
 
R)
 人間関係でもコミュニティーの中で、自分をお母さんのように受け入れてくれる人っていますよね。

M)
 いやー腑に落ちるなー。見透かされている感と同時の見守られている感は、それだったかw

R)
 表裏一体ですよね。
 ちょっと自分が寂しくなった時に自分で自分に言ってあげるものいいし、周りにいるお友達だったりパートナーに「そばにいるよ」って言ってあげられれば、その人のハートもわしづかみにできるんじゃないかな!
 優しく包み込める女性になりたいなーw。

M)
 わたしも、なりたいよw

R)
 羽ラジやっている時点でちょっと雰囲気違うか。。。

M)
 でも、毎日違う顔を見せるっていう月は出来てると思う!人の光で輝くとかねw 

R)
 そうだねーー。あなたがいるから私が輝くのよってことで♪


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  #1 Tell Your World / 初音ミク

#2 Wanna Be Startin' Something / Lulu Joppert
#3 Harvest Moon / Cassandra Wilson
#4 Moonlight (Tsuki Ni Somuite) / Smappies
#5 Close to You / Anna Caram
#6 時間をみつめて / 吉田美奈子 

羽ラジ

2014/08/12

極限満月 2014

アメリカ・インディアンによれば
白いマニトゥ「生の主」と 黒いマニトゥ「死の主」は双子で
月の女神に子宮から同時に生まれた。 
この月の女神は「決して死ぬ事の無い老婆」と呼ばれ、
全ての神々と男の真の支配者であった。 
(バーバラ・ウォーカー『神話・伝承事典』より) 
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月は太陽に向かって落っこちている!

M)
 8月11日の満月は「エクストリーム・スーパームーン」っだったんだね。
 月が一番地球に近づくタイミングと、一番月が満ちるタイミングがほとんど同時だった。

R)
 月と地球の関係性は神秘の代表ですよね。月の裏側が見えないというのも、何かありそうで。。。w 

M)
 月の誕生について、アイザック・アシモフは『時間と宇宙について』で「双子説」と言っている。
 太陽系の全ての惑星とその衛星との質量や距離を計算して調べたら、なんと月を巡る綱引きの力で地球は太陽に負けているんだって!太陽の方が地球の2倍の力で月を引っ張っている。意味分かる?

R)
 何で月はそこにいられるの?ってことですよね。

M)
 そうなのよ。月って1年に3cmづつ地球から離れていってるんだって。つまり、月は太陽に向かって落っこちている!
 アシモフ曰く「月は真の衛星でも捕獲された小惑星でもなくそれ自身が一個の惑星であって、地球とぴったり歩調を揃えて太陽を公転しているのだと、考えて良いかも知れない」。

R)
 知れば知るほど月って何?っていう。怪しさ以外ないですね・・w

M)
 月まで行って石まで拾って来ているんだから、何か分かってるはずだよねw 

R)
 本当に月に行っていればだけどねw 

M)
 ・・・・www


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 ひょっとしたら、月は地球と双子の連星だったのかも知れない。
 ほんのわずか条件が整わず惑星になり損ねた衛星は、寡黙で不毛ではあるけれど、遠く私たちを周回しながら 生命の律動を深く司り、地球の奇跡は月とのコラボレートがあればこそ起こり得たのでしょう。
 月の輝きの神秘さは、そんな秘められた生い立ちのせいなのかも知れないと思う。生命を宿す事なく生み分かたれたそれは、けれど美しく、まるで 心を透明にして見つめた時の鏡のように、目に映る姿だけではなく 私たちの命や魂の輪郭をも投影しているように感じるのです。
 豊かな水と光の下で生まれ育ち 繁栄の中で生を営む事の幸せは尊いけれど、それは魂の本質のすべてではないような気がします。輝きの来し方行方をもっと深く遠くまで見渡せるように、200万光年まで届く眼力を私たちは授かっているのですから。
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宇宙は縮んでる!?


M)
 この間リエンヌ誘って世界的物理学者の方にお会いして来たんだよね。 

R)
 いろんな知識をカバーしてらっしゃいましたよねw

M)
 現代物理学とは違う視点で研究をしておられるロシアのスミルノフ学派の佐野千遥博士
 ものすごく面白かったよね、月の話とかビッグバンの話とか。 

R)
 そうそうそう!宇宙は一点から始まって無い説! 

M)
 そこの理論に至るまでの数式はちょっと理解出来なかったけれど、宇宙は一点から広がったのではなく内側に分裂しているっておっしゃっている。 

R)
 すっごい早さで数式の説明して下さったけど全然わかんなかった w 

M)
 微積分くらいの知識があれば着いていけるって博士はおっしゃっていたけど、スミルノフ学派はシンプルに美しく説明してしまうって。
 今オファーしてるから、あらためて聞いてみましょw

R)
 あのくらいの方は、ナビゲーター側がハイクオリティじゃないと噛み合ないと思うんですけどねw

M)
 でもさ、佐野博士の説明は感覚的に腑に落ちちゃうんだよね。

R)
 そうなんですよね。なんか納得感がwww

M)
 まず、宇宙はビッグバンによって広がって行ったんじゃなくて、内側にフラクタル分裂して行っていると。 
 私なりの解釈だけど、つまりは受精卵の細胞分裂みたいなのかな。初め2つに分裂して、次はその2倍になって、その倍の倍の倍のってどんどん内側に入れ子状に分裂して行くっていう。それぞれが広がるんじゃなくて収縮していて、ある時黄金比まで収縮した時に新しいステージになる。
 だから、太陽はもともと太陽系の大きさだったんだって。いちばん外側の冥王星のところまで太陽だった。それがひとつづつ外側から順番に惑星を産み落としながら収縮していって今の大きさになった。
 って言うことは、地球は太陽系第三惑星って呼ばれているけど外から数えたら7番目?で、その地球を産み落とすまでの分裂の回数が、宇宙の最初から数えて137回目だったそうな。これ宇宙の微細構造定数って言って、地球上のあらゆる生物、植物、鉱物は137っていう定数で作られているらしい。

R)
 137は宇宙を読み解く数字って言われていますよね。 



137と「かぐや姫伝説」


M)
 うん。
 さらに佐野説によると、太陽は地球を産み落とした後、金星、水星と次々に産んで、なんと水星の内側にもう一人末っ子がいるらしい。それが月だって!だから月の微細構造定数は140ってことになる。
 それがどうして月が今あんな所にいるのかって言うと、どういう訳だか弾き飛ばされて地球の軌道に捕獲されたみたいね。その時に金星にぶつかってしまったらしい。
 太陽系の惑星の中で唯一金星だけ地軸の向きが傾いているのがそれを裏付けると言っていた。

R)
 なるほど、なるほどw 

M)
 でね、私がこの話を聞いて納得したのは「かぐや姫伝説」とリンクすると思ったからなの。
 かぐや姫をいくら地球の男が口説いても、微細構造定数が137と140じゃ合わないし、赤ちゃんだって出来ないじゃんってw

R)
 なるほどねー。遺伝子が違うからってことですかね?

M)
 うん。持っている情報が違うんだと思う。
 137って、幸か不幸か素数なんだよね。1か137でしかでしか割れない。月の140はというと、1, 2, 4, 5, 7, 10, 14, 20, 28, 35, 70, 140って約数がいっぱいある。
 つまりね、私たちの地球は下にはペアがいない訳よ。これから未来に現れる公倍数としかペアになれないんじゃないかな。まだ運命の相手は生まれて来てないんだね、きっと。

R)
 あははは! 本当のパートナーはいないってことね!!  
 宇宙の物理現象、数学の方程式が入れ子形式で私たちの細胞レベルに現象とし起こっていると考えるなら、本当のパートナーは宇宙には存在しないってことね!?

M)
 そういうことになるよねw 
 それか137億年生き続けるという選択肢あるわよ。待つ??

R)
 いや〜〜・・・待ちましょうwww
 暦に翻弄されている場合じゃないので、時間軸を使い倒して超人か妖怪になっておかなきゃ。

M)
 魔女じゃ足りないねw 魔女はセコいから妖怪を目指そう!
 小手先の魔女、体当たりの妖怪。

R)
 あははは! 
 私、キルケっていう魔女の自由さを目指してたんですけど、もう小手先じゃダメねw 体当たりの妖怪になりますw 


__________________________

[月の誕生] via:宇宙情報センター
1. 兄弟説:
 原始惑星系円盤中で、塵(ちり)が集まって地球とともに月がつくられたという説。
2. 親子説:
 地球の誕生直後、地球の自転は現在よりも高速だったので、遠心力によって原始地球の一部がちぎれて月がつくられたという説。
3. 他人説:
 地球の近くを通過した小天体が、地球の重力によって捕らえられて月となったという説。
4. 巨大衝突(ジャイアント・インパクト)説:
 原始地球に小天体が衝突し、地球や小天体の破片が集まって月がつくられたという説。


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  #1 Lisztomania / Phoenix
#2 Miles Away / Mauri Sanchis
#3 Love Is Stronger Than Pride / tangerine.
#4 Hey Jude / Bob Belden
#5 The Moon I a Harsh Mistress
#6 A House Is Not a Home / Valerie Joyce
#7 Journey to the Shadow of the Earth / Calm

羽ラジ

2014/08/05

ダイダラボッチの棲む島



悲しみのムコウ側

M)

 広島の日だね。

R)
 ですねー

M)
 広島には行ったこと無いんだけど長崎には3回くらい行ったことがあって、今年の冬に初めて原爆資料館に行って来たの。

R)
 かなり衝撃ですよね。 でもね、確かに資料館では気持ちは落ち込むんですけど、何かしらの希望が私の中に生まれたんですよね。わたしが生きているのはこういうこと
があった後だったんだな・・・・って 

M)
 私は正視出来なかったなぁ。悲しみとか怒りとかを超越した何かに届いちゃうって言うか。

R)
 何かに気づかせてくれますよね。その何かは分からないんですけど、人それぞれへの気づきのメッセージを届けている気がします。
 私は何の苦労も無く生きていられるんだなーとか感じながら館内を回っている時に、丁度ブロンドヘアの外国人の方が手紙のコーナーで英語訳を読んで涙を流している姿を見たんです。私はショックを受けました。私は涙が流せなかったから・・・

M)
 涙を流せるって大事なことだよね。感じて流せば循環するものね。心理学的には怒りっていう感情の向こう側には悲しみがあるんだって。 

R)
 陰陽五行説でも「木火土金水(もっかどこんすい)」っていう5つの感情バロメーターがあって、怒りは木というエネルギーに代表されているんです。この循環図では感情はすべてつながっているので、例えば涙を流せると次のバロメータに感情を移して循環させることができるという、カラダの面白いシステムがあるんです。 
 何か感じている人って、自分の中に気づきの種が植わったということなんでしょうね。

M)
 それでも、生きねばならぬ!ってことだね。

R)
 そうですね、生きねば! 



ダイダラボッチの棲む森


M)
 去年は沖縄に初めて行ってね、北部の原生林をレンタカー借りてドライブして一番北の果てまで行ったのよ。何しろホンモノの原生林で、トトロどころかダイダラボッチがいそうな圧倒的な大自然なの。そこから見下ろす海の向こうには時折クジラが行き来するんだって。
 その原生林のを覆い尽くすように米軍基地があって、その原生林を取り壊してヘリポートをつくっている。オスプレイの基地にするらしい。現地で反対運動してる方が座っているところを通りかかったんだけど、驚いたのはね、とても穏やかに座っていたのよ。農作物の即売所みたいに見えた。基地のゲートにはバックパッカーみたい格好をした女の人がいて、一人でただ淡々とフルートを吹いていたの。。。
 その人たちがどういう理由でそこに座っていたか私は分かっていたから、目で挨拶をしたんだけど、彼らも穏やかに目で挨拶を返してくれた。ただそれだけ。
 生と死を両方を司る森で反対運動する現地の人たちは、全てを受け入れてそこにいるっていう「覚悟」を感じたんだよね。

R)
 なんか感じるものがあります>< 

M)
 自然て必ずしも優しくはないじゃない?時には牙を剥くし。特に沖縄みたいな南の島だったら嵐が来ればとんでもない暴風雨になるし。
 その自然と共生しようというのは相当な覚悟を持っていると感じるのよね。対峙するのではなくて、ただそこに共にいるっていう。10年100年とかじゃなくて千年万年の覚悟って言うのかな。



織り成す知恵


R)
 なるほど。
 私も去年初めて行った沖縄で、いろんな沖縄の実情があるなって感じたんです。現地の人の目線、メディアだけしか見てない人、観光客としてみた視点とか。
 私は万座ビーチのホテルに滞在したんですが、ホテルから山を一つ越えた向こう側に基地があって、丁度私が行った日に飛行演習のヘリコプターが山に墜落したんですよ!!パイロットの方は無事だったそうです。
 もしそれを神奈川にいてニュースで見たとしたら「基地反対!」っていう映像とくっつけて流すと思うんですけど、ホテルの方に話を伺うと現地の人は騒いでないんですよって。基地が無かったら生きて来れなかったこともあったり、もう歴史の中で受け入れているところがあると。
 で、本土から人を呼んで「反対!」と騒がせている団体がいるそうです。 

M)
 あー、プロの活動家の話は聞いたことあるよ。
 
R)
 あと、日本人じゃないって言ってました。マナーが悪くって、とか。
 現地の人はそんな現状を知っている。行ってみなければ分からない事実ってあるよなーと思ったんです。 

M)
 そうね。現状を知ると単純に反対と言えないよね。
 補助金の話も結構エグくて、保証を受けられるエリアがキッチリと区分けされていて住民同士の格差を生んでいる。アメとムチって言うのかな、分断統治だよね。したたかな戦略を感じる。複雑だよね。
 でもその複雑さによって助けられているところもあって、白か黒かのシンプルな二極に分かれたら明らかに対立するじゃない。
それが、一つのコミュニティー、家族、友達の中で、問題がキメラ状に分布されることによって決定的な対立までは至らない。結局は先延ばしなのかも知れないけど、それで共存して行ける。

R)
 コインの裏表みたいに、切り離すことは出来ないけれど共存しているってことですね。
 平和記念公園の石碑には今でも戦争で亡くなった方の名前が彫り続けられているんですよね。今になって情報が上がって来ている人もいると。私はここでも何かしらの希望を感じたんです。私も何かしら出来ることから行動していこうと思いました。 

M)
 どんな時代でも対立ってなくならないと思うけど、最悪の局面を避けながら、なんとか折り合いを付けて行けたらいいよね。先延ばしも決して悪いことではないと思う。

R)
 織りなして織りなして、ね。

M)
 そうそう。だからリアクションの仕方にしても、うまくレイヤーを変えて違う次元で見て行くことが大事だろうね。
 



「命のインフラ」


M)
 加藤市長が初当選した時に「命のインフラ」っていう言葉をおっしゃっていたのが印象的だった。 
 この足柄平野はひとつの水で繋がっている地域圏だ、って。酒匂川によって開かれて、そこに注がれている様々な川があって、その先には水を生み出している山が有る。さらに流れ出て相模湾が目の前にあって、人を生かして行く基盤としてのインフラがあらかじめ全て手の届く範囲に準備されている。 

R)
 確かにそうですねー!!

M)
 地域の産品を作って売りに行けば、外からお金が入ってくる。
 でもそのお金になった産品は土地の命の切売りによって生まれている訳で、かつてミヒャエル・エンデは『エンデの遺言』「お金がこの世の中を牛耳っている限り我々は自然から手痛いしっぺ返しをくらうだろう」って言った。

R)
 小田原は「命のインフラ」で潤って来たんですものね。山の幸、川の幸、海の幸。
 そしてやっぱり水がきれいな土地ですよね。富水とか螢田とか、名前の由来通りに水もあふれてい自然も豊かで。

M)
 せっかくの土地の資産、「命のインフラ」を生かしているのか?って所から見ると、どうなんだろうね。
 例えば、フランスは食料自給120%もあるんだって。自分たちの国が食べられる以上の物を農業が作り出している。それはフランスの農家の方々が一から土地を耕して、生産性を高めるため努力をして来た。だから農業に非常な誇りを持っているんだって。
 私たち日本は放っておいても草が生えてくる土地で、農作業をする前に先ず草むしりからやらないといけない。こんな豊かな土地って世界でも他にないくらい。それを思うとちょっと心が痛む。日本全体の自給率が低いにも関わらず、日々大量の食糧が捨てられているっていう。。。

R)
 もっと生かそうゼ〜〜って感じですね。 

M)
 一つ視点として見直さなければいけないと思うのは「量」の問題だと思う。適正量。
 資本主義の世の中って売れた者勝ちじゃない。収益を上げる事が大義名分になっていて、生活を豊かにするために沢山作って沢山売って。果たして、どれだけ売れば自分たちの生活が成り立つのか?自分にはどれだけの仕事が幸せなのか?
 「量」のアンバランスが社会にはびこっていると思うんだよね。

R)
 ですねー。量より質っていう考え方に問い直されてはいながらも、やっぱり量になっていますよね。 

M)
 うん。仕事が忙しいことは幸せだって言うけれど、「忙しい」は「心を亡くす」って書きますからw 

R)
 どんなことにでも自分の適正量があるって分かっていないと、時間を使い過ぎてしまったり、お金を使い過ぎてしまっていたり。
 自分のライフスタイルと連携できる想像力が必要ですよね。自分たちで考えられるようにならないと。ちょっと自分の人生と周りに起こっている事が繋がらない人が多いと思うんです。

M)
 カネよりもタネ。 
 
R)
 種に水をあげて、栄養をあげて、そうしないと育ちませんからね。

M)
 芽が出たら羽をはやして・・・

R)
 羽のように飛んで、増えていきますからね。 
 
M)
 キャンペーンしていきましょうw 

R)
 手の届く範囲からw

 
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  #1 Angel / Masa Rider
#2 マルコとジーナ / sal
#3 それぞれの海 / Port of Notes
#4 浪漫飛行 / Soma
#5 かすかなしるし / Sunaga t Experience
#6 A Case Of You / Prince
#7 みどりのパンツ / Keison

羽ラジ